縄綯(なわない) ~失ってはいけない「確かな風格」~ - 2013.10.31 Thu
2日前に「喜多方・夢・アートプロジェクト」についてご紹介しましたが、それに参加しているアーティストのひとり、山都を活動拠点としている「やまもとあまよかしむ」さん(こちらをクリック)を、以前から約束していた私の集落へお招きして、長老の技をご覧になっていただきました。

やまもとさんも、長老のなわないの腕のレベルの高さに驚いているようでした。
やまもとさんがさっそくブログにアップしてくださったので、ご紹介します。→詳しくはこちらをクリック

おじいちゃんは一番美しい縄に贈られる「亀賞」を受賞。やまもとさん特製の縁起物「亀扶(きふ)」をいただきました。
また、その脇でひっそりと私も数年ぶり2度目のなわないにチャレンジしましたが撃沈(苦笑)。
修行が必要ですね。
でもこれって絶対失ってはならない大切な文化のひとつ。
やっぱり山都G.T.のイベント化して、みんなで学んでいきたいと思います。
「ある時代が求め
ある時代と共に去った仕事がある。
だが去って行くのは形骸である。
そこに盛られる確かな強い風格だけは今も失うべきではない。
特に何もかも弱々しくなった今日、とりわけこれらのものを振り返る必要があろう。
その中には未来に呼びかけているものが匿れている。」
柳宗悦 「船箪笥」より


やまもとさんも、長老のなわないの腕のレベルの高さに驚いているようでした。
やまもとさんがさっそくブログにアップしてくださったので、ご紹介します。→詳しくはこちらをクリック

おじいちゃんは一番美しい縄に贈られる「亀賞」を受賞。やまもとさん特製の縁起物「亀扶(きふ)」をいただきました。
また、その脇でひっそりと私も数年ぶり2度目のなわないにチャレンジしましたが撃沈(苦笑)。
修行が必要ですね。
でもこれって絶対失ってはならない大切な文化のひとつ。
やっぱり山都G.T.のイベント化して、みんなで学んでいきたいと思います。
「ある時代が求め
ある時代と共に去った仕事がある。
だが去って行くのは形骸である。
そこに盛られる確かな強い風格だけは今も失うべきではない。
特に何もかも弱々しくなった今日、とりわけこれらのものを振り返る必要があろう。
その中には未来に呼びかけているものが匿れている。」
柳宗悦 「船箪笥」より

山都では今年もおいしいお米ができました! - 2013.10.31 Thu
霊山、そして一切経山ハイク - 2013.10.30 Wed
順序が逆になってしまいましたが、2週間ほど前に、先日このブログに書いた「コスキン・エン・ハポン」に行くついでに、県内の2つの山を歩いてきました。

まずは福島県の一番北、伊達市にある霊山(りょうぜん)へ。

霊山は859年に慈覚大師によって開山されたという山域全体が山岳仏教寺院だった場所で、国の史跡および名勝に指定されています。
時は過ぎ、南北朝時代1337年、北畠氏はここ霊山に国府を置き、南朝の拠点としましたが、10年後の1347年、北朝方に攻められ陥落。その時にほとんどの建物は焼失したといわれています。
長い年月の風化浸食作用によって残っている多くの巨岩奇岩の風景、そして紅葉の名所としても有名です。
ぐるっとのんびり3時間くらいで周遊できるコースが整備されているので、この日私は時計まわりに歩いてみました。

まずは宝寿台。
ハシゴを使って大岩の上に出ます。



2週間前はこの通り青葉。紅葉したらそれはそれは美しいだろうな、と。そろそろ紅葉が始まる頃です。

高所恐怖症の人にはちょっと厳しいかもしれませんが、霊山は標高800mちょっと。
お手軽に岩峰を楽しめるとてもいい山です。

ここは「天狗の相撲場」。名前のとおりですね(笑)。



ここが霊山のハイライトともいえる「親不知・子不知」。

安全に「岩・岩」を楽しめます。子供なんか喜ぶんじゃないかと。

そしてこの岩のトンネルをくぐると。。。

護摩壇と呼ばれる場所。説明書きがなんにもないのでわかりませんが、実際に護摩がたかれていた場所なんでしょうか。

国司館の跡。

西物見岩からの景色。

霊山城の跡。

東物見岩。この山域の最高所(825m)。特に太平洋側の展望がよく、海も牡鹿半島も見えました。

学問岩。由来とかの解説板がないので、もしかしたらイメージでつけただけの名前なのかな、なんて思います。

天の釣舟。 舟のような長い岩が乗っかって浮いています。


蟻の戸渡りと呼ばれる場所。
普通「蟻の」とくれば、「門渡り」という字が正解の気がしますが、ここは「戸渡り」と書いてありました。
隠語を避ける意味でこうしたのですかね?(笑)

弘法突貫岩。

大山祇神社跡。
小さな祠が残っていて、厳かな空気漂う、霊山で私が一番好きな場所です。


どうなったらこんな形になるのでしょうね~。不思議な造形です。

そして所は変わり、磐梯吾妻スカイラインを浄土平へ。


連休最終日。大渋滞でした(苦笑)。
救急車やパトカーや消防車まで行き来してましたが、何があったか確認すらできませんでした。

天狗の庭あたりもこの状態。福島市内から浄土平まで、なんと3時間以上かかりました(苦笑)。
でも震災後こんなに混んでたのは初めてなので、ちょっとうれしいというかありがたい気持ちも。

浄土平には15時くらいにようやく到着。予定よりは遅くなってしまいましたが、まあ日没までには戻れるし、と予定通り一切経山に向けて登り出しました。



奥に鎌沼。

吾妻小富士があっという間に下方になっていきます。

一切経山1948.8m。一か月前に吾妻連峰を縦走した時は、このあたりはガスの中でしたが、この日は雲一つない青空。

「ほんとうの空」。

五色沼、「魔女の瞳」の美しさはこの日も健在でした。






月が浮いているの、わかりますか?

帰り道、磐梯山の夕日。
霊山はもうすぐ紅葉のピークを迎えると思います。
27日から紅葉まつりを開催しているとのこと。
紅葉最新情報は福島県伊達市の観光情報ポータルサイト(こちらをクリック)をご覧ください。
浄土平については、磐梯吾妻スカイラインが11月15日に閉鎖となります。
浄土平はすでに葉が落ちてしまっていますが、スカイライン沿いにだんだんと紅葉が降りてきている状態ですので、まだまだ楽しめると思います。カラマツの黄葉もほんときれいです。
裏磐梯、そして山都も紅葉シーズンへ突入。
ぜひ今週末の3連休はふくしまへお越しください。

まずは福島県の一番北、伊達市にある霊山(りょうぜん)へ。

霊山は859年に慈覚大師によって開山されたという山域全体が山岳仏教寺院だった場所で、国の史跡および名勝に指定されています。
時は過ぎ、南北朝時代1337年、北畠氏はここ霊山に国府を置き、南朝の拠点としましたが、10年後の1347年、北朝方に攻められ陥落。その時にほとんどの建物は焼失したといわれています。
長い年月の風化浸食作用によって残っている多くの巨岩奇岩の風景、そして紅葉の名所としても有名です。
ぐるっとのんびり3時間くらいで周遊できるコースが整備されているので、この日私は時計まわりに歩いてみました。

まずは宝寿台。
ハシゴを使って大岩の上に出ます。



2週間前はこの通り青葉。紅葉したらそれはそれは美しいだろうな、と。そろそろ紅葉が始まる頃です。

高所恐怖症の人にはちょっと厳しいかもしれませんが、霊山は標高800mちょっと。
お手軽に岩峰を楽しめるとてもいい山です。

ここは「天狗の相撲場」。名前のとおりですね(笑)。



ここが霊山のハイライトともいえる「親不知・子不知」。

安全に「岩・岩」を楽しめます。子供なんか喜ぶんじゃないかと。

そしてこの岩のトンネルをくぐると。。。

護摩壇と呼ばれる場所。説明書きがなんにもないのでわかりませんが、実際に護摩がたかれていた場所なんでしょうか。

国司館の跡。

西物見岩からの景色。

霊山城の跡。

東物見岩。この山域の最高所(825m)。特に太平洋側の展望がよく、海も牡鹿半島も見えました。

学問岩。由来とかの解説板がないので、もしかしたらイメージでつけただけの名前なのかな、なんて思います。

天の釣舟。 舟のような長い岩が乗っかって浮いています。


蟻の戸渡りと呼ばれる場所。
普通「蟻の」とくれば、「門渡り」という字が正解の気がしますが、ここは「戸渡り」と書いてありました。
隠語を避ける意味でこうしたのですかね?(笑)

弘法突貫岩。

大山祇神社跡。
小さな祠が残っていて、厳かな空気漂う、霊山で私が一番好きな場所です。


どうなったらこんな形になるのでしょうね~。不思議な造形です。

そして所は変わり、磐梯吾妻スカイラインを浄土平へ。


連休最終日。大渋滞でした(苦笑)。
救急車やパトカーや消防車まで行き来してましたが、何があったか確認すらできませんでした。

天狗の庭あたりもこの状態。福島市内から浄土平まで、なんと3時間以上かかりました(苦笑)。
でも震災後こんなに混んでたのは初めてなので、ちょっとうれしいというかありがたい気持ちも。

浄土平には15時くらいにようやく到着。予定よりは遅くなってしまいましたが、まあ日没までには戻れるし、と予定通り一切経山に向けて登り出しました。



奥に鎌沼。

吾妻小富士があっという間に下方になっていきます。

一切経山1948.8m。一か月前に吾妻連峰を縦走した時は、このあたりはガスの中でしたが、この日は雲一つない青空。

「ほんとうの空」。

五色沼、「魔女の瞳」の美しさはこの日も健在でした。






月が浮いているの、わかりますか?

帰り道、磐梯山の夕日。
霊山はもうすぐ紅葉のピークを迎えると思います。
27日から紅葉まつりを開催しているとのこと。
紅葉最新情報は福島県伊達市の観光情報ポータルサイト(こちらをクリック)をご覧ください。
浄土平については、磐梯吾妻スカイラインが11月15日に閉鎖となります。
浄土平はすでに葉が落ちてしまっていますが、スカイライン沿いにだんだんと紅葉が降りてきている状態ですので、まだまだ楽しめると思います。カラマツの黄葉もほんときれいです。
裏磐梯、そして山都も紅葉シーズンへ突入。
ぜひ今週末の3連休はふくしまへお越しください。
喜多方・夢・アートプロジェクト 開幕 - 2013.10.29 Tue
ついに始まりました、「喜多方・夢・アートプロジェクト2013」(こちらをクリック)。
そのアートプロジェクトのHPに登場しているウチの集落の長老が、観に行きたいとおっしゃるので、初日に連れて遊びにいきました。
場所はリオンドール喜多方仲町店の近くにある旧嶋新商店三十八間蔵。



私の集落、楚々木を舞台に今回の活動をされている岩間賢さんの【楚々木樂校】の展示蔵。

岩間さんとも久々再会。じかに作品の説明をしていただきました。
この作品のタイトルは「楚々木之種土」。
楚々木へ来られたときに採取した土とかを使って作ったそうです。

ウチの長老もうれしそう(笑)。

こちらの作品のタイトルは「楚々木之実土」。
むむむ・・・(笑)。
柿のイメージ??

で、この作品のタイトルがずばり私の集落の名「小楚々木」。

で、こちらがおとなりの集落「大楚々木」。
なるほど、岩間さんの頭の中ではウチの集落のイメージはこんな「小宇宙」のような拡がりを???

岩間さん自身が動かしてくださったこの作品は「楚々木之樂陽」。
やっぱり岩間さんの感じたウチの小さな集落はこんな「コスモ」が展開しているんですね。

ほかにもいろいろ楚々木の名を冠した作品が展示されています。
直接観て、岩間さんとお話するととても楽しいですよ~。

おとなりの蔵は岩間さんと同じアートプロジェクト参加アーティストの村山修二郎さんの展示蔵。
この床全体に敷かれた紙に書かれたアート、なにで描かれたと思いますか?
なんと、銀杏の葉っぱです。
描き方もシンプル、葉っぱをこすりつけただけ。いやー、そんな手法でこんなに柔らかい色が出るんですね。

この村山さんが考案した植物を手で直接こすり付けて描く手法を、村山さんは「緑画(りょくが)」と名付けたそうです。
まさにナチュラルなこの「緑画」は植物の種類、状態によって様々な色が出るだけでなく、なんと時間の経過とともに変化「紅葉」していく「生きた」絵でもあるんですね。
このイベントの会期終了間際にもう一度訪れてその違いを体感してみようと思ってます。

そして村山さんはこの展示に先立ち、高郷小の子供たち相手にワークショップを行ったとのこと。
素晴らしいですね。
きっと、子供たちは植物に直接触れ、その色、感触、匂いなど、五感をフルに使って「自然」を感じられたと思います。
可能なら、村山さんに山都のキッズクラブでもこの「緑画」イベントをお願いしたいな、なんて思いました。

これは子供たちが共同で描いた大作。いや~、観ていて飽きないですね(笑)。


そして子供たちひとりひとりの作品には自分の似顔絵と感想付きで。
この子供たちの感想は、とても鋭いピュアな言葉がそこここにちりばめられていて、もう「トトロ」が見えなくなってしまったオトナには多くの「気づき」を与えてくれることうけあいです。
この三十八間蔵会場では3人のアーティストの展示があって、最後は滝沢達史さんの「seou」。
実は滝沢さんが創作活動の一環で飯豊山に登られたとき、その下山した直後に山都でお会いして少し話したことがあったので今回の展示を楽しみしていました。
しかしあいにく滝沢さんはこの日はお留守でお会いできませんでしたが、映像などをじっくり鑑賞させていただきました。

この絵、三国岳から飯豊本山までの登拝路が描かれていて、とてもいいですね。
会期が終わったら山都公民館あたりで飾らせていただけないかな、なんて(笑)。

よーくみると、白装束を身にまとった信仰登山者がいっぱい描かれています。

この鳥居は、飯豊山神社のイメージでしょうか。


映像の展示もあって、実は私は以前下山した日に撮りたてホヤホヤの元の映像を観させていただいていたのですが、それが見事に編集されてひとつの作品になっています。
おそらく滝沢さんが飯豊の山の神に愛されたのか、めったにない最高のコンディションで最高の飯豊の映像を撮られてます。これも必見です。
このアートプロジェクトは11月10日(日)まで無休で開かれています。
今回ご紹介させていただいた3人の展示は旧嶋新商店三十八間蔵(喜多方市字2-4647)ですが、ほかにも
喜多方蔵の里(イベント蔵、旧外島家住宅、旧手代木家住宅)
大和川酒蔵北方風土館
喜多方マーケット横丁
茶房「千」(山都町)
など、喜多方市内の様々な場所で、様々なアーティストさんの展示が見れます。
詳しくは喜多方・夢・アートプロジェクトのHP(こちらをクリック)をご覧になってください。
そのアートプロジェクトのHPに登場しているウチの集落の長老が、観に行きたいとおっしゃるので、初日に連れて遊びにいきました。
場所はリオンドール喜多方仲町店の近くにある旧嶋新商店三十八間蔵。



私の集落、楚々木を舞台に今回の活動をされている岩間賢さんの【楚々木樂校】の展示蔵。

岩間さんとも久々再会。じかに作品の説明をしていただきました。
この作品のタイトルは「楚々木之種土」。
楚々木へ来られたときに採取した土とかを使って作ったそうです。

ウチの長老もうれしそう(笑)。

こちらの作品のタイトルは「楚々木之実土」。
むむむ・・・(笑)。
柿のイメージ??

で、この作品のタイトルがずばり私の集落の名「小楚々木」。

で、こちらがおとなりの集落「大楚々木」。
なるほど、岩間さんの頭の中ではウチの集落のイメージはこんな「小宇宙」のような拡がりを???

岩間さん自身が動かしてくださったこの作品は「楚々木之樂陽」。
やっぱり岩間さんの感じたウチの小さな集落はこんな「コスモ」が展開しているんですね。

ほかにもいろいろ楚々木の名を冠した作品が展示されています。
直接観て、岩間さんとお話するととても楽しいですよ~。

おとなりの蔵は岩間さんと同じアートプロジェクト参加アーティストの村山修二郎さんの展示蔵。
この床全体に敷かれた紙に書かれたアート、なにで描かれたと思いますか?
なんと、銀杏の葉っぱです。
描き方もシンプル、葉っぱをこすりつけただけ。いやー、そんな手法でこんなに柔らかい色が出るんですね。

この村山さんが考案した植物を手で直接こすり付けて描く手法を、村山さんは「緑画(りょくが)」と名付けたそうです。
まさにナチュラルなこの「緑画」は植物の種類、状態によって様々な色が出るだけでなく、なんと時間の経過とともに変化「紅葉」していく「生きた」絵でもあるんですね。
このイベントの会期終了間際にもう一度訪れてその違いを体感してみようと思ってます。

そして村山さんはこの展示に先立ち、高郷小の子供たち相手にワークショップを行ったとのこと。
素晴らしいですね。
きっと、子供たちは植物に直接触れ、その色、感触、匂いなど、五感をフルに使って「自然」を感じられたと思います。
可能なら、村山さんに山都のキッズクラブでもこの「緑画」イベントをお願いしたいな、なんて思いました。

これは子供たちが共同で描いた大作。いや~、観ていて飽きないですね(笑)。


そして子供たちひとりひとりの作品には自分の似顔絵と感想付きで。
この子供たちの感想は、とても鋭いピュアな言葉がそこここにちりばめられていて、もう「トトロ」が見えなくなってしまったオトナには多くの「気づき」を与えてくれることうけあいです。
この三十八間蔵会場では3人のアーティストの展示があって、最後は滝沢達史さんの「seou」。
実は滝沢さんが創作活動の一環で飯豊山に登られたとき、その下山した直後に山都でお会いして少し話したことがあったので今回の展示を楽しみしていました。
しかしあいにく滝沢さんはこの日はお留守でお会いできませんでしたが、映像などをじっくり鑑賞させていただきました。

この絵、三国岳から飯豊本山までの登拝路が描かれていて、とてもいいですね。
会期が終わったら山都公民館あたりで飾らせていただけないかな、なんて(笑)。

よーくみると、白装束を身にまとった信仰登山者がいっぱい描かれています。

この鳥居は、飯豊山神社のイメージでしょうか。


映像の展示もあって、実は私は以前下山した日に撮りたてホヤホヤの元の映像を観させていただいていたのですが、それが見事に編集されてひとつの作品になっています。
おそらく滝沢さんが飯豊の山の神に愛されたのか、めったにない最高のコンディションで最高の飯豊の映像を撮られてます。これも必見です。
このアートプロジェクトは11月10日(日)まで無休で開かれています。
今回ご紹介させていただいた3人の展示は旧嶋新商店三十八間蔵(喜多方市字2-4647)ですが、ほかにも
喜多方蔵の里(イベント蔵、旧外島家住宅、旧手代木家住宅)
大和川酒蔵北方風土館
喜多方マーケット横丁
茶房「千」(山都町)
など、喜多方市内の様々な場所で、様々なアーティストさんの展示が見れます。
詳しくは喜多方・夢・アートプロジェクトのHP(こちらをクリック)をご覧になってください。
今朝の飯豊山 - 2013.10.29 Tue
綾瀬さんの着用した川俣シルクのウェディングドレス - 2013.10.28 Mon
「八重の桜」、先週からまた会津の人たちが再登場しだし、私などはまた涙、涙で観ている感じですが(苦笑)、みなさんいかがでしょうか?
昨日の腕相撲のシーンなんか史実にはないエピソードとはいえ、一緒に握りこぶしで八重を応援しちゃったり(笑)。
大山と対峙して綾瀬さんの「会津は。。。負げねえ!」ってセリフで力込めるシーン、どうみても会津魂が乗り移ってましたよね。
ほんとは八重の桜関連の地元ネタ、いっぱい書きたいことあるのですが、なかなか時間なく。。。
そんななか、会津若松市七日町にある川俣シルク展示販売店「小手姫の衣」に行ってきました。

この手のものに縁の無い(苦笑)私がなぜ行ったかというと。。。

八重の桜 第36回「同志の誓い」の襄と八重の結婚式のシーンで、実際に綾瀬さんが着用したウェディングドレスが先週から公開されているということで、それを見に行ったのでした。


普通の私なら、ホンモノの新島八重が着用したドレスでなければ興味ないところですが、、、、今回ばかりは「アノ」綾瀬さんの着たドレスというのが重要でして。。。(苦笑)。

感想としては、まず「細っ!」(笑)
これは実際の新島八重とは似ても似つかないサイズです。
あと綾瀬さん、背が高いんだなあ、と。


このドラマのシーンは、八重の結婚というより綾瀬はるかの結婚といった感じで観ている自分がいましたね。思い出すだけでもほんときれいだったな、と。


ドレス自体はもちろん触ることは厳禁ですが、そのかわりとなりにある川俣シルクの生地が「触り放題」です(笑)。


そのなめらかさ、純白の光沢。ほんと宝石のようでした。
無知な私でもその質の高さだけはわかります。


この展示は11月10日まで行われているそうです。
よかったらみなさんもぜひ。
場所
川俣シルク「小手姫ノ衣」
〒965-0044 福島県会津若松市七日町3-29
TEL:0242(27)7115
月曜定休 入場無料
大きな地図で見る
昨日の腕相撲のシーンなんか史実にはないエピソードとはいえ、一緒に握りこぶしで八重を応援しちゃったり(笑)。
大山と対峙して綾瀬さんの「会津は。。。負げねえ!」ってセリフで力込めるシーン、どうみても会津魂が乗り移ってましたよね。
ほんとは八重の桜関連の地元ネタ、いっぱい書きたいことあるのですが、なかなか時間なく。。。
そんななか、会津若松市七日町にある川俣シルク展示販売店「小手姫の衣」に行ってきました。

この手のものに縁の無い(苦笑)私がなぜ行ったかというと。。。

八重の桜 第36回「同志の誓い」の襄と八重の結婚式のシーンで、実際に綾瀬さんが着用したウェディングドレスが先週から公開されているということで、それを見に行ったのでした。


普通の私なら、ホンモノの新島八重が着用したドレスでなければ興味ないところですが、、、、今回ばかりは「アノ」綾瀬さんの着たドレスというのが重要でして。。。(苦笑)。

感想としては、まず「細っ!」(笑)
これは実際の新島八重とは似ても似つかないサイズです。
あと綾瀬さん、背が高いんだなあ、と。


このドラマのシーンは、八重の結婚というより綾瀬はるかの結婚といった感じで観ている自分がいましたね。思い出すだけでもほんときれいだったな、と。


ドレス自体はもちろん触ることは厳禁ですが、そのかわりとなりにある川俣シルクの生地が「触り放題」です(笑)。


そのなめらかさ、純白の光沢。ほんと宝石のようでした。
無知な私でもその質の高さだけはわかります。


この展示は11月10日まで行われているそうです。
よかったらみなさんもぜひ。
場所
川俣シルク「小手姫ノ衣」
〒965-0044 福島県会津若松市七日町3-29
TEL:0242(27)7115
月曜定休 入場無料
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10月26日(土) 浅見彰宏さん講演会in喜多方市立図書館 - 2013.10.22 Tue
山都町にIターンで移り住み、有機農業を営んでおられる浅見さんの講演会が、今度の土曜日に喜多方市立図書館で開催されます。
図書館の担当者様から「まだ席に若干の余裕がありますのでぜひ!」との連絡ありました。
貴重なお話を聞けるチャンスですので、みなさんお誘いあわせの上、ぜひ土曜日は図書館へ!

チラシPDFは→こちらをクリック
図書館の担当者様から「まだ席に若干の余裕がありますのでぜひ!」との連絡ありました。
貴重なお話を聞けるチャンスですので、みなさんお誘いあわせの上、ぜひ土曜日は図書館へ!

チラシPDFは→こちらをクリック
12月15日 「やまとのみそ」を使った料理教室 - 2013.10.22 Tue
11月24日に行う「やまとのみそ」づくり体験と連動するイベント、「やまとのみそを使った料理教室」を12月15日に開催いたします。
クッキング講師は、6月に行ったアスパラ料理教室でもお世話になった山口良一先生(Cooking Salon “Aizu”主宰、美味しいヘルシー家庭料理研究家、食育インストラクター)。
山口先生は会津若松ワシントンホテルやレストランなどでの26年間の調理師としての経お験を活かし、現在は自宅での料理教室をはじめ、リオンドールカルチャーセンターや各公民館の教室で、レストランの料理を家庭でも作れるように美味しくヘルシーにアレンジして教えてらっしゃいます。
また、スチームケース「ルクエ」を使ったレシピの研究・開発を手がけ、レシピブックの出版もされたり、テレビショッピングに出演されたりと各方面でご活躍中です。
最近立ち上げられた山口先生の新しいHPは→こちらをクリック
チラシ内にも書きましたが、当日のレシピは内緒です(笑)。
キーワードは
「やまとのみそ」
「山都のソバ」
「みそなのに洋風?」
です(笑)。
参加申し込み、お待ちしてます。

チラシPDFファイルは→こちらをクリック
クッキング講師は、6月に行ったアスパラ料理教室でもお世話になった山口良一先生(Cooking Salon “Aizu”主宰、美味しいヘルシー家庭料理研究家、食育インストラクター)。
山口先生は会津若松ワシントンホテルやレストランなどでの26年間の調理師としての経お験を活かし、現在は自宅での料理教室をはじめ、リオンドールカルチャーセンターや各公民館の教室で、レストランの料理を家庭でも作れるように美味しくヘルシーにアレンジして教えてらっしゃいます。
また、スチームケース「ルクエ」を使ったレシピの研究・開発を手がけ、レシピブックの出版もされたり、テレビショッピングに出演されたりと各方面でご活躍中です。
最近立ち上げられた山口先生の新しいHPは→こちらをクリック
チラシ内にも書きましたが、当日のレシピは内緒です(笑)。
キーワードは
「やまとのみそ」
「山都のソバ」
「みそなのに洋風?」
です(笑)。
参加申し込み、お待ちしてます。

チラシPDFファイルは→こちらをクリック
「イベントアテンド」サイトからの山都GTイベント申し込みが可能になりました。 - 2013.10.17 Thu
今日から山都G.T.のイベント申し込みがリクルートさんの「イベントアテンド」サイトからも可能になりました。
よかったらご覧になってください。→こちらをクリック
また、旅行サイト大手の「じゃらんnet」内に11月中旬に開設されるキャンペーンサイトにも載せていただけることになってます。
私のやるべきことは、とにかくイベント内容の充実ですね。
頑張ります。
よかったらご覧になってください。→こちらをクリック
また、旅行サイト大手の「じゃらんnet」内に11月中旬に開設されるキャンペーンサイトにも載せていただけることになってます。
私のやるべきことは、とにかくイベント内容の充実ですね。
頑張ります。
11月24日 飯豊の幸「やまとのみそ」づくり体験 参加者募集! - 2013.10.16 Wed
過疎地域自立活性化優良事例表彰式 in ながさき - 2013.10.16 Wed
川俣町 中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン2013」に行ってきました。 - 2013.10.15 Tue
福島市のおとなりの伊達郡川俣町で毎年行われている国内最大のフォルクローレ・フェスティバル「コスキン・エン・ハポン」に行ってきました。
その存在を私が知ったのは昨年ですが、なんと1975年からはじまって今年で39回目という歴史のあるイベントで、今年は10月12日~14日の3日間に渡って178ものプロ・アマ団体が演奏を披露してくれました。
実は私は昔、2年ほど南米で暮らしていたことがあって、その頃触れていた音、言葉を含めた南米の「空気」を久しぶりに感じたくて今回行ってみたのでした。
今年のプログラム、リンク先(こちらをクリック)をみていただくとまず驚くのが、開催時間の長さ~(笑)。なんと初日と二日目は日付が変わるまで行われてます。これもラテンアメリカらしいですね(笑)。
私は2日目の午後から行ってきました。

会場の川俣町中央公民館に着くと、懐かしさの漂うメロディーがそこここで奏でられていて、もうすでに南米チック(笑)。

それもそのはず、参加チームが多いので、控室など無いのでしょう、みんな思い思いの場所でリハーサルやっていて、外で座ってそれらをBGMにエンパナーダぱくついているだけで、もう私は満たされそうでした(苦笑)。




私が暮らしていたベネズエラのエンパナーダはこれとはちょっと違うのですが、長く旅したボリビアで、お金なくてこればっか食べてたジャガイモとひき肉のがこれとまったく同じ味(笑)。懐かしすぎて泣きそうになりました(苦笑)。


チョリソーもピリ辛サルサといい、懐かしくてとってもおいしかったです。



ロビーではこれまた懐かしいアッチの品々が売られていました。サンポーニャをちょっと吹かせてもらいました。

演奏はそれぞれのチームが10分間の中でだいたい2曲を披露、踊りあり、歌あり、ケーナ、サンポーニャ、チャランゴ、バンドネオンあり。
全く退屈することなく、あっという間に4時間近く過ぎていきました。








実は私のとなりの席でははおそらく地元川俣町の方であろう70代くらいのご婦人が一人で鑑賞されていて、手拍子したり、声を上げたりして楽しんでおられました。もうすっかりここにラテンの文化が根付いている証拠ですね。素晴らしいです!

このイベントの名の由来となったコスキンとはアルゼンチン北西部の街の名前だそうで、そこでは毎年1月下旬、約10日間にわたって、中南米の国民音楽祭が行われるそうです。
ちょうど私がいた時間にアルゼンチンのコスキンフェスティバルに出場する日本代表を選ぶ審査会が開かれていて、4人の候補者が演奏を披露しました。

来年の代表にはこの「Duo Floracion」という2人組のグループが選ばれました。

審査中に演奏を披露してくれたゲスト出演の「WAYNO」。
もうほんと素晴らしいの一言でした。CDが出てるならちょっと探してみようかなと思いました。

日本代表選考結果発表。
今回、当初久しぶりにラテンの「風」にちょっと当たりたいな、と軽い気持ちで行ってみたのですが、なんだかんだで4時間以上、会場でフォルクローレの音色に聞き入ってる自分がいました。時間が許せば翌日も聴きたかったくらいです。
山都町より3倍以上とはいえ人口1万5千人程度の川俣町は、小さな田舎町。
その川俣町でこれほど大規模な、そしてクオリティの高いイベントが開催されているのは驚きだったし、元気もいっぱいもらい、すごく勉強になりました。
プロの参加もあり、個人的には5000円くらい払ってもおかしくはないイベントでした。(実際は完全無料!)
来年は3日間川俣町に滞在し、最初から最後までたっぷり堪能したいと思ってます(笑)。
そして、ぜひ一人でも多くの方々に川俣町へ行ってあの「熱」を感じてもらえたらいいな、なんて思います。
コスキン・エン・ハポンの公式ホームページ→こちらをクリック
川俣町のホームページ→こちらをクリック
その存在を私が知ったのは昨年ですが、なんと1975年からはじまって今年で39回目という歴史のあるイベントで、今年は10月12日~14日の3日間に渡って178ものプロ・アマ団体が演奏を披露してくれました。
実は私は昔、2年ほど南米で暮らしていたことがあって、その頃触れていた音、言葉を含めた南米の「空気」を久しぶりに感じたくて今回行ってみたのでした。
今年のプログラム、リンク先(こちらをクリック)をみていただくとまず驚くのが、開催時間の長さ~(笑)。なんと初日と二日目は日付が変わるまで行われてます。これもラテンアメリカらしいですね(笑)。
私は2日目の午後から行ってきました。

会場の川俣町中央公民館に着くと、懐かしさの漂うメロディーがそこここで奏でられていて、もうすでに南米チック(笑)。

それもそのはず、参加チームが多いので、控室など無いのでしょう、みんな思い思いの場所でリハーサルやっていて、外で座ってそれらをBGMにエンパナーダぱくついているだけで、もう私は満たされそうでした(苦笑)。




私が暮らしていたベネズエラのエンパナーダはこれとはちょっと違うのですが、長く旅したボリビアで、お金なくてこればっか食べてたジャガイモとひき肉のがこれとまったく同じ味(笑)。懐かしすぎて泣きそうになりました(苦笑)。


チョリソーもピリ辛サルサといい、懐かしくてとってもおいしかったです。



ロビーではこれまた懐かしいアッチの品々が売られていました。サンポーニャをちょっと吹かせてもらいました。

演奏はそれぞれのチームが10分間の中でだいたい2曲を披露、踊りあり、歌あり、ケーナ、サンポーニャ、チャランゴ、バンドネオンあり。
全く退屈することなく、あっという間に4時間近く過ぎていきました。








実は私のとなりの席でははおそらく地元川俣町の方であろう70代くらいのご婦人が一人で鑑賞されていて、手拍子したり、声を上げたりして楽しんでおられました。もうすっかりここにラテンの文化が根付いている証拠ですね。素晴らしいです!

このイベントの名の由来となったコスキンとはアルゼンチン北西部の街の名前だそうで、そこでは毎年1月下旬、約10日間にわたって、中南米の国民音楽祭が行われるそうです。
ちょうど私がいた時間にアルゼンチンのコスキンフェスティバルに出場する日本代表を選ぶ審査会が開かれていて、4人の候補者が演奏を披露しました。

来年の代表にはこの「Duo Floracion」という2人組のグループが選ばれました。

審査中に演奏を披露してくれたゲスト出演の「WAYNO」。
もうほんと素晴らしいの一言でした。CDが出てるならちょっと探してみようかなと思いました。

日本代表選考結果発表。
今回、当初久しぶりにラテンの「風」にちょっと当たりたいな、と軽い気持ちで行ってみたのですが、なんだかんだで4時間以上、会場でフォルクローレの音色に聞き入ってる自分がいました。時間が許せば翌日も聴きたかったくらいです。
山都町より3倍以上とはいえ人口1万5千人程度の川俣町は、小さな田舎町。
その川俣町でこれほど大規模な、そしてクオリティの高いイベントが開催されているのは驚きだったし、元気もいっぱいもらい、すごく勉強になりました。
プロの参加もあり、個人的には5000円くらい払ってもおかしくはないイベントでした。(実際は完全無料!)
来年は3日間川俣町に滞在し、最初から最後までたっぷり堪能したいと思ってます(笑)。
そして、ぜひ一人でも多くの方々に川俣町へ行ってあの「熱」を感じてもらえたらいいな、なんて思います。
コスキン・エン・ハポンの公式ホームページ→こちらをクリック
川俣町のホームページ→こちらをクリック
そばぶち体験&山都民話昔語り 参加者募集! - 2013.10.11 Fri
今年も新そばの季節がやってきました!
山都では19日と20日の両日に新そばまつり(こちらをクリック)を開催します。
また、山都G.T.では11月10日にそのおいしい山都のそばの秘密に迫る「そばぶち体験」を行います。
会津では、そばを「打つ」ことを「ぶつ」といいます。
山都産のそば粉でつなぎを一切使わないいわゆる「十割そば」の、本場「そばぶち」を体験してみませんか?
また、そばぶち体験だけでなく、雪室や資料館の詳しい解説付き見学や、山都民話の会の語り部の方々の昔語りを鑑賞したり、山都の歴史や文化、そばのウンチクや山都のそばのうまさの秘密を学びます。
内容は昨年と同様のプラグラムを予定していますので、こちらをご参照ください。→こちらをクリック

チラシPDFファイルは→こちらをクリック
山都では19日と20日の両日に新そばまつり(こちらをクリック)を開催します。
また、山都G.T.では11月10日にそのおいしい山都のそばの秘密に迫る「そばぶち体験」を行います。
会津では、そばを「打つ」ことを「ぶつ」といいます。
山都産のそば粉でつなぎを一切使わないいわゆる「十割そば」の、本場「そばぶち」を体験してみませんか?
また、そばぶち体験だけでなく、雪室や資料館の詳しい解説付き見学や、山都民話の会の語り部の方々の昔語りを鑑賞したり、山都の歴史や文化、そばのウンチクや山都のそばのうまさの秘密を学びます。
内容は昨年と同様のプラグラムを予定していますので、こちらをご参照ください。→こちらをクリック

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喜多方・夢・アートプロジェクト2013 森ものがたり - 2013.10.09 Wed
「喜多方市は旧喜多方市に加え、熱塩加納村・高郷村・山都町・塩川町が加わった合併により、標高差で2,000m近い高低差を有します。阿賀川舟運の要衝から田園地帯、雄国山のなだらかな山容と湿原、夏も雪を湛える飯豊山などの多様な自然は喜多方市の誇る多様性に満ちた自然環境であり、山岳地帯と森林は豊かな水をもたらし、良質な農産物と酒・味噌などの食物を特産品として生み出しました。自然環境豊かな喜多方から人と自然の関わり、森の持つ役割について、市民が森林をめぐる植生・産物・習俗等に触れる機会を提供すると共に、新たな価値観を付加して全国へ発信します。
3つの視点からアーティスト、有識者を招き、地域資源を活用した滞在型の制作活動(アーティスト・イン・レジデンス)及びワークショップを実施します。」
喜多方・夢・アートプロジェクト2013 森ものがたり HP(こちらをクリック)より
何人かの参加アーティストの方々が、活動の舞台として山都町内や私の集落・楚々木を選んでくださった関係で、私も打ち合わせや飲み会等で接点を持たせていただいています。
ウチの集落でもどのような展開になるのか、(こちらをクリック)今後が楽しみです。
アートプロジェクト全体は→(こちらをクリック)
3つの視点からアーティスト、有識者を招き、地域資源を活用した滞在型の制作活動(アーティスト・イン・レジデンス)及びワークショップを実施します。」
喜多方・夢・アートプロジェクト2013 森ものがたり HP(こちらをクリック)より
何人かの参加アーティストの方々が、活動の舞台として山都町内や私の集落・楚々木を選んでくださった関係で、私も打ち合わせや飲み会等で接点を持たせていただいています。
ウチの集落でもどのような展開になるのか、(こちらをクリック)今後が楽しみです。
アートプロジェクト全体は→(こちらをクリック)
今年もしっかりやってます。コメの放射能全袋検査 - 2013.10.08 Tue
稲刈りも終わりが近づき、今年もコメの全袋検査が始まりました。
昨年のレポートは→こちらをクリック





いよいよ今年のG.T.イベントで手伝った平野さんのコシヒカリが検査へ。


全ての袋にこのバーコードのシールが貼られ、しっかり管理されています。


ここを通すと数秒でセシウム量をはかることができます。



検出限界以下。

平野さんも表示をみてこの表情です(笑)。

「安心」の青ランプ。

検査にパスすると、晴れてこのラベルが貼られます。
パスしていない、できなかった米は1袋たりとも流通することはありません。
全国のみなさん、どうか安心して会津のおいしいお米をご堪能ください。
私も新米、楽しみです(笑)。
昨年のレポートは→こちらをクリック





いよいよ今年のG.T.イベントで手伝った平野さんのコシヒカリが検査へ。


全ての袋にこのバーコードのシールが貼られ、しっかり管理されています。


ここを通すと数秒でセシウム量をはかることができます。



検出限界以下。

平野さんも表示をみてこの表情です(笑)。

「安心」の青ランプ。

検査にパスすると、晴れてこのラベルが貼られます。
パスしていない、できなかった米は1袋たりとも流通することはありません。
全国のみなさん、どうか安心して会津のおいしいお米をご堪能ください。
私も新米、楽しみです(笑)。
山都民話の地巡り 無事終了しました! - 2013.10.07 Mon
昨日10月6日に、山都の民話の舞台に行って、その場で昔語りを聞くイベント、「山都民話の地巡り」を開催しました。

まずは、相川から国道459号を東へ行った早鳥居峠に祀られている「早鳥居のおんば様」へ。

道路からちょっと入ったところにひっそりと神籠堂とおんば様は佇んでいます。


ここで、山都民話の会の語り部、佐藤敏子さんによる「会津の三御婆様」の語りが始まりました。
その昔、飯豊山が女人禁制の山だった頃、中通りから3人の姉妹が飯豊山に登りに向かってきましたが、まず一番下の妹が猪苗代の関都で倒れ、二番目の妹がここ早鳥居峠で倒れ、最後まで頑張った一番上のお姉さんも飯豊山頂上手前で力尽き、女人禁制の禁を破ったため三姉妹とも石仏になってしまったというお話です。
ここのおんば様は、飯豊山信仰登山の登拝路にあり、ここから先は女人禁制、侵入するべからず、という結界の意味もあったそうです。
私自身はもう何度もきかせていただいている話ですが、やはり実際の現場で改めて語りを聞くと、イメージわいてまた格別でした。

おんば様信仰の内容はいろいろありますが、一番ポピュラーなのは「お産の神様」で、ここ山都でも安産祈願の信仰が篤いです。
医療が今ほど発達していなかった昔は、お産で命を落とす人も多く、神に頼るしかなかった当時の信仰が色濃く残っていて興味深いですね。
昔、お産を控えた人は、このおんば様にお参りして、その着物か帽子を借りて持ち帰り、それを身に着けてお産を迎えたそうです。
そして無事お産を終えると「倍返し」といって、借りてきた物を倍にして返したとか。
いま流行りの「倍返し」はこっちが先輩ですね(笑)。

続いて藤沢集落へ移動。ここには「相川温泉」という温泉があって、つい15年くらい前までは「滝富旅館」という宿もありました(現在は閉館)。

そして川沿いには今もその温泉が流れ出ている洗い場があります。


そこで本日2つめの民話「湯端(ゆのはな)温泉」を語っていただきました。
かつて、阿賀川の本流にダムなどなかった時代、日本海からシャケがここまであがってきていたそうです。
その数はとても多く、集落の人だけでは取れきれないほどで、獲るのも運搬するのも大変なので、村人は近くにあるお寺の僧に手伝ってくれと言ったそうです。
しかし、お坊さんたちはそんな殺生をしたくありません。そこで仏に祈り続けると、なんと鮭はピタッと上ってくることがなくなり、それまでこんこんと湧いていた熱い湯もぬるくなってしまった、そういうお話です。

実際ここの温泉は27度くらいだそうで、夏場は水とかわりませんが、冬場はその温度だと湯気がでるほど暖かく、給湯器などもちろんない昔の女性たちにとって、冬の水仕事はこの洗い場で行えて、とてもありがたかっただろうな、と想像できます。
この湯端温泉に昔泊まった歌人が詠んだ歌がいくつか残っています。
「暁の 枕にそそぐ心地して 寝覚めさやけき 山川の音」
詠み人不明だそうですが、優しい響きの、ほっこりできる歌ですね。

と、今日のもうひとりの語り部さんである真部さんが「昔から卵のにおいのした水が湧いているところがあって、皮膚の病を持った人はそれを塗ると治ったという場所が今でも残っている」と教えてくれたので、ちょうど通り道なので、みんなで寄ってみることにしました。

今は湧水量少なく、水面に鼻を近づけても硫黄の匂いはしませんでしたが、カエルやゲンゴロウが泳いでいたので、私はちょっとその水を口にしてみたところ、やっぱり鉱泉のような硬い味がしました。
今でも残っているところがすごいですね。
ちなみにここも「湯端(ゆばた)」というそうです。
こういった、山都内でもその集落の人しか知らないような場所、地名は今のうちにしっかり聞いて整理しておきたいですね。
そして本日最後の場所、和尚山へ。


写真左の奥が和尚山。

写真右奥、黄色い橋梁の奥が高寺山。
ここで、和尚山と高寺山を眺めながら、真部トミ子さんによる「和尚山」の語りが始まりました。
和尚山伝説
むかし、和尚山のふもとには大きな大蛇が住んでいました。この大蛇は川の水をすっかり飲み干しては、水不足にして百姓たちを困らせたり、大雨を降らせては、洪水や地すべり、土砂崩れなどを引き起こして人々を苦しめていました。
しまいには、川向いの高寺山と和尚山をくっつけて阿賀川の水をせきとめようとしました。ここで川がせきとめられたら、この辺だけでなく会津盆地が湖になってしまいます。二つの山がゆらゆらと動き出したのを見た人々は大騒ぎになりました。
すると、ちょうどこそこへ一人の旅の坊さんがやってきました。坊さんは人々が口々に訴える話を聞いていましたが、やがて決心したようにいいました。
「それでは私に7日分の食べ物として七連の串柿と水を用意してください。それからあの山の頂上に穴を掘り、私を大きな箱に入れて生き埋めにしてください。私は7日7晩生きて大蛇退治のお祈りをしてあげましょう。」
坊さんは村の人に七連の串柿と水を用意してもらうと、自らそれを背負って山に登りはじめました。村の人々もあとについてぞろぞろと登っていきました。それから深い穴を掘ると、坊さんと串柿と水をいれ、息がつけるように一本の長い竹筒を立てました。そしてみんなで泣きながら土をかけていきました。
それから七日七晩の間、穴の中からは坊さんが経文を唱える声と、カーンカーンと鐘を打つ音が聞こえていました。こうして7日の晩が暮れ、八日目の朝がやってきたころは、経文を唱える声も鐘の音もしだいに弱まり、とぎれとぎれになってきました。すると、ちょうどそのころ小布瀬原の村では大騒ぎがおこりました。
一軒のうちのあげばふ(煙出し)から、あし毛の馬に乗った大蛇が、入田付の無行沼の方へ逃げていったのです。人々が急いで山の上に登ってみますと和尚さんの埋められた穴からは、お経をよむ声も、鐘を打つ音も聞こえてきませんでした。
大蛇が逃げていって、村々にはまた平和な暮らしがやってきました。
和尚山入り口にある看板より

ちなみに写真の屋根の上にある小さな煙り出しが「あげばふ」ですが、その大蛇が飛び出していった小布瀬原の集落では、ずっと「あし毛の馬を飼うべからず。あげばふ(煙り出し)は設けるべからず。」と伝わっているそうで、実際今も小布瀬原の集落の家には煙り出しがありません。これまた興味深いですね。
また、私事ですが、その大蛇が飛んで行った無行沼は私の家の結構近くにあり、無行沼に行った大蛇はその後どうなったかが個人的には非常に気になるところです(笑)。

そして当初の予定では、和尚山を眺めながらそのままお茶会の予定でしたが、夏に戻ったかのような暑さで。。。急遽すぐそばの鬼渡神社の境内に場所を移しました。
そこで五十嵐恵美子さんにお茶をたてていただき、楽しみました。

お茶うけは喜多方の銘菓、田原屋のお菓子。

正直、私はちょっと前までは甘いものは苦手だったのですが、最近は目でも楽しめる和菓子に興味深々。
歳とったのかもしれないですね(苦笑)。






もうすっかり山都G.T.イベントの常連、大熊町から来ている子も果敢にお茶をたてる作業にチャレンジ。

そしてイベント終了後、オプションとして、ちょうどこの日が今年の最終日で「収穫祭」をやっていた百姓市へ。


いや~大盛況で、車は路上にあふれていました。
大盛況すぎて、お目当てのカレーはなんと!すでに終わってしまってました(泣)。


かわいいワンちゃんやネコちゃんがいっぱい来ていて、動物たちと遊べただけでも最高でした(笑)。


このでっかいラブちゃん、私の顔ベロベロなめまくってくれて、すごく人懐っこい子でした。

鼻のせパクリ芸もお見事。
この後、さらにオプショナルツアーとして、八重の桜関連の、大龍寺、善龍寺、山本権八の墓、如来堂、中野竹子奮戦の地などを案内しました。
昔語りをしてくださった真部さん、佐藤さん。
素敵なお茶会を開いてくださった五十嵐さん。
参加者の皆さん。
本当にありがとうございました。
今回、初めての試みだった民話の地巡り。
素晴らしい語り部さんたちの力に負うところ大ですが、やはり現場でその「空気」を感じながら語りを聞くのはすごくいいな、と思ったので、語り部さんの協力を得ながら、さらに範囲を広めて民話巡りツアーをパワーアップしていきたいと思ってます。

まずは、相川から国道459号を東へ行った早鳥居峠に祀られている「早鳥居のおんば様」へ。

道路からちょっと入ったところにひっそりと神籠堂とおんば様は佇んでいます。


ここで、山都民話の会の語り部、佐藤敏子さんによる「会津の三御婆様」の語りが始まりました。
その昔、飯豊山が女人禁制の山だった頃、中通りから3人の姉妹が飯豊山に登りに向かってきましたが、まず一番下の妹が猪苗代の関都で倒れ、二番目の妹がここ早鳥居峠で倒れ、最後まで頑張った一番上のお姉さんも飯豊山頂上手前で力尽き、女人禁制の禁を破ったため三姉妹とも石仏になってしまったというお話です。
ここのおんば様は、飯豊山信仰登山の登拝路にあり、ここから先は女人禁制、侵入するべからず、という結界の意味もあったそうです。
私自身はもう何度もきかせていただいている話ですが、やはり実際の現場で改めて語りを聞くと、イメージわいてまた格別でした。

おんば様信仰の内容はいろいろありますが、一番ポピュラーなのは「お産の神様」で、ここ山都でも安産祈願の信仰が篤いです。
医療が今ほど発達していなかった昔は、お産で命を落とす人も多く、神に頼るしかなかった当時の信仰が色濃く残っていて興味深いですね。
昔、お産を控えた人は、このおんば様にお参りして、その着物か帽子を借りて持ち帰り、それを身に着けてお産を迎えたそうです。
そして無事お産を終えると「倍返し」といって、借りてきた物を倍にして返したとか。
いま流行りの「倍返し」はこっちが先輩ですね(笑)。

続いて藤沢集落へ移動。ここには「相川温泉」という温泉があって、つい15年くらい前までは「滝富旅館」という宿もありました(現在は閉館)。

そして川沿いには今もその温泉が流れ出ている洗い場があります。


そこで本日2つめの民話「湯端(ゆのはな)温泉」を語っていただきました。
かつて、阿賀川の本流にダムなどなかった時代、日本海からシャケがここまであがってきていたそうです。
その数はとても多く、集落の人だけでは取れきれないほどで、獲るのも運搬するのも大変なので、村人は近くにあるお寺の僧に手伝ってくれと言ったそうです。
しかし、お坊さんたちはそんな殺生をしたくありません。そこで仏に祈り続けると、なんと鮭はピタッと上ってくることがなくなり、それまでこんこんと湧いていた熱い湯もぬるくなってしまった、そういうお話です。

実際ここの温泉は27度くらいだそうで、夏場は水とかわりませんが、冬場はその温度だと湯気がでるほど暖かく、給湯器などもちろんない昔の女性たちにとって、冬の水仕事はこの洗い場で行えて、とてもありがたかっただろうな、と想像できます。
この湯端温泉に昔泊まった歌人が詠んだ歌がいくつか残っています。
「暁の 枕にそそぐ心地して 寝覚めさやけき 山川の音」
詠み人不明だそうですが、優しい響きの、ほっこりできる歌ですね。

と、今日のもうひとりの語り部さんである真部さんが「昔から卵のにおいのした水が湧いているところがあって、皮膚の病を持った人はそれを塗ると治ったという場所が今でも残っている」と教えてくれたので、ちょうど通り道なので、みんなで寄ってみることにしました。

今は湧水量少なく、水面に鼻を近づけても硫黄の匂いはしませんでしたが、カエルやゲンゴロウが泳いでいたので、私はちょっとその水を口にしてみたところ、やっぱり鉱泉のような硬い味がしました。
今でも残っているところがすごいですね。
ちなみにここも「湯端(ゆばた)」というそうです。
こういった、山都内でもその集落の人しか知らないような場所、地名は今のうちにしっかり聞いて整理しておきたいですね。
そして本日最後の場所、和尚山へ。


写真左の奥が和尚山。

写真右奥、黄色い橋梁の奥が高寺山。
ここで、和尚山と高寺山を眺めながら、真部トミ子さんによる「和尚山」の語りが始まりました。
和尚山伝説
むかし、和尚山のふもとには大きな大蛇が住んでいました。この大蛇は川の水をすっかり飲み干しては、水不足にして百姓たちを困らせたり、大雨を降らせては、洪水や地すべり、土砂崩れなどを引き起こして人々を苦しめていました。
しまいには、川向いの高寺山と和尚山をくっつけて阿賀川の水をせきとめようとしました。ここで川がせきとめられたら、この辺だけでなく会津盆地が湖になってしまいます。二つの山がゆらゆらと動き出したのを見た人々は大騒ぎになりました。
すると、ちょうどこそこへ一人の旅の坊さんがやってきました。坊さんは人々が口々に訴える話を聞いていましたが、やがて決心したようにいいました。
「それでは私に7日分の食べ物として七連の串柿と水を用意してください。それからあの山の頂上に穴を掘り、私を大きな箱に入れて生き埋めにしてください。私は7日7晩生きて大蛇退治のお祈りをしてあげましょう。」
坊さんは村の人に七連の串柿と水を用意してもらうと、自らそれを背負って山に登りはじめました。村の人々もあとについてぞろぞろと登っていきました。それから深い穴を掘ると、坊さんと串柿と水をいれ、息がつけるように一本の長い竹筒を立てました。そしてみんなで泣きながら土をかけていきました。
それから七日七晩の間、穴の中からは坊さんが経文を唱える声と、カーンカーンと鐘を打つ音が聞こえていました。こうして7日の晩が暮れ、八日目の朝がやってきたころは、経文を唱える声も鐘の音もしだいに弱まり、とぎれとぎれになってきました。すると、ちょうどそのころ小布瀬原の村では大騒ぎがおこりました。
一軒のうちのあげばふ(煙出し)から、あし毛の馬に乗った大蛇が、入田付の無行沼の方へ逃げていったのです。人々が急いで山の上に登ってみますと和尚さんの埋められた穴からは、お経をよむ声も、鐘を打つ音も聞こえてきませんでした。
大蛇が逃げていって、村々にはまた平和な暮らしがやってきました。
和尚山入り口にある看板より

ちなみに写真の屋根の上にある小さな煙り出しが「あげばふ」ですが、その大蛇が飛び出していった小布瀬原の集落では、ずっと「あし毛の馬を飼うべからず。あげばふ(煙り出し)は設けるべからず。」と伝わっているそうで、実際今も小布瀬原の集落の家には煙り出しがありません。これまた興味深いですね。
また、私事ですが、その大蛇が飛んで行った無行沼は私の家の結構近くにあり、無行沼に行った大蛇はその後どうなったかが個人的には非常に気になるところです(笑)。

そして当初の予定では、和尚山を眺めながらそのままお茶会の予定でしたが、夏に戻ったかのような暑さで。。。急遽すぐそばの鬼渡神社の境内に場所を移しました。
そこで五十嵐恵美子さんにお茶をたてていただき、楽しみました。

お茶うけは喜多方の銘菓、田原屋のお菓子。

正直、私はちょっと前までは甘いものは苦手だったのですが、最近は目でも楽しめる和菓子に興味深々。
歳とったのかもしれないですね(苦笑)。






もうすっかり山都G.T.イベントの常連、大熊町から来ている子も果敢にお茶をたてる作業にチャレンジ。

そしてイベント終了後、オプションとして、ちょうどこの日が今年の最終日で「収穫祭」をやっていた百姓市へ。


いや~大盛況で、車は路上にあふれていました。
大盛況すぎて、お目当てのカレーはなんと!すでに終わってしまってました(泣)。


かわいいワンちゃんやネコちゃんがいっぱい来ていて、動物たちと遊べただけでも最高でした(笑)。


このでっかいラブちゃん、私の顔ベロベロなめまくってくれて、すごく人懐っこい子でした。

鼻のせパクリ芸もお見事。
この後、さらにオプショナルツアーとして、八重の桜関連の、大龍寺、善龍寺、山本権八の墓、如来堂、中野竹子奮戦の地などを案内しました。
昔語りをしてくださった真部さん、佐藤さん。
素敵なお茶会を開いてくださった五十嵐さん。
参加者の皆さん。
本当にありがとうございました。
今回、初めての試みだった民話の地巡り。
素晴らしい語り部さんたちの力に負うところ大ですが、やはり現場でその「空気」を感じながら語りを聞くのはすごくいいな、と思ったので、語り部さんの協力を得ながら、さらに範囲を広めて民話巡りツアーをパワーアップしていきたいと思ってます。
内閣府経済財政諮問会議 地域経済に関する有識者懇談会 報告書 - 2013.10.03 Thu
おととい参加させていただいたセミナーの講師、内閣府地域活性化伝道師である曽根原さんに教えていただいたのですが、曽根原さん自身が参画されている経済財政諮問会議の「地域経済に関する有識者懇談会」の報告書が以下のリンクで見れます。(お時間ない方はサイト内の「報告書のポイント」の方をクリック)
これから地方にスポットライトが当たる時代が来るのでしょうか。
政府が本腰を入れて取り組んでくれるなら、今後に期待というか、「やる気」が出てきます。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/local_economy/
これから地方にスポットライトが当たる時代が来るのでしょうか。
政府が本腰を入れて取り組んでくれるなら、今後に期待というか、「やる気」が出てきます。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/local_economy/
貴重な記録写真 - 2013.10.02 Wed
私の集落の廃校となった校舎で、貴重な写真をみつけました。
以前ご紹介した集落の長老から見せてもらった写真(こちらをクリック)ほど古くはないですが、昭和50年代くらい?のココの雰囲気がわかる写真です。

この木造校舎が残っていたら、「ハーメルン」のような映画のロケ地になれたかな、なんて思います(笑)。



実は私の中で「古写真」がマイブームでして、会津の古写真などをオークションで集めていたりするのですが、一度山都の年配の方に、かつての様子がわかる古写真をお借りして、展示会とかできたらいいな、なんて思ってます。
以前ご紹介した集落の長老から見せてもらった写真(こちらをクリック)ほど古くはないですが、昭和50年代くらい?のココの雰囲気がわかる写真です。

この木造校舎が残っていたら、「ハーメルン」のような映画のロケ地になれたかな、なんて思います(笑)。



実は私の中で「古写真」がマイブームでして、会津の古写真などをオークションで集めていたりするのですが、一度山都の年配の方に、かつての様子がわかる古写真をお借りして、展示会とかできたらいいな、なんて思ってます。
吾妻連峰縦走 - 2013.10.01 Tue
もう一週間以上前になってしまいましたが、今年は混雑が予想された藩公行列に行かずに、9月22、23日の1泊2日で吾妻連峰を縦走してきました。
9月22日(日)晴れときどきくもり

磐梯吾妻スカイラインが無料なので、浄土平の登山口へ。

まずは一切経山を目指して歩き始めます。

酸ヶ平(すがだいら)

一切経山へ登っているうちにみるみるガスが立ち込めてきました。

一切経山(いっさいきょうざん)1948.8m。一等三角点があります。
しかし、360度ガス。参ったなあ、今回のお目当てのひとつ、五色沼もこれじゃあ見えません。

と!
突如ガスが晴れ出し、霧の中から五色沼の「青」が浮かび上がってきました。
風の神様ありがとう。
最高の演出です(笑)。


さすが「魔女の瞳」の異名をとる五色沼。
その深い「青」に吸い込まれるような感覚をおぼえました。




家形山から西へ折れ、烏帽子山を目指します。
しかしここからの登山道は草刈りがなされていないのか、笹をかき分けての歩行。ほぼ平らの道なのですが、結構消耗します。対向してくる登山者はほとんどいないので、たまにガサガサ来てもクマと区別がつきません(苦笑)。
いつもしっかり草刈りがなされている飯豊連峰の管理されてる方々の御苦労に感謝するとともに、ありがたみが身に沁みますね。

やっと笹藪が少し途切れると「ニセ」烏帽子山。烏帽子山はまだ先です。

そして笹藪再び(苦笑)。まあ、笹の下の道ははっきりしており、「藪こぎ」というほどのレベルではありませんが、視界が小さいのはやっぱ消耗しますね。

これが「ホンモノ」烏帽子山、1879m。


登山道からちょこっとだけ入ったところに東大嶺(ひがしだいてん)山頂。1927m。
展望はまったくありません。

縦走路から少し離れ、北へ25分ほど行ったところにこの日の宿営地、「明月荘」。
二階建ての結構広い小屋で、max70人収容のところにこの日は12人ほどの泊り客だったので、ゆったりできました。


初日は全く途中に水場がないルートでしたので、夕飯、そして明日用の水を汲みに。
小屋から10分ほど下ったところに「金明水」と呼ばれるいい水場があります。


この日は晩飯つくって、食べて、18時過ぎには眠りについていました。
9月22日(1日目)
浄土平→酸ヶ平→一切経山→五色沼→家形山→烏帽子山→東大嶺→明月荘
9月23日(月)はれ

明月荘をあとにし、東大嶺へ戻ります。湿原は草紅葉がはじまっています。



登山道に復帰すると、前方に目指す西吾妻山が見えました。


見渡す限り他の登山者の姿はありません。早朝の大湿原を独り占め。







この付近は「いろは沼」という名前がついているくらい、池塘が数多く点在しています。
猪苗代湖は別名「天鏡湖」といいますが、この池塘もまさに「天の鏡」ですね。


人形石


大凹の水場。
沢水のようですが、冷たくてとってもおいしかったです。





天狗岩の一角にパワースポットあり。ビンビン感じます(笑)。

吾妻神社。厳しい冬の風対策に積まれた石がいい雰囲気を醸し出してますね。

そして、吾妻連峰の最高峰の西吾妻山(2035m)の山頂着。
しかし残念ながらここは展望まったくなく、標柱があるだけです。

百名山を目的に登っている方々は、一番高いところということでここに重きを置いているようですが、深田久弥は著書「日本百名山」の中では「吾妻山」としてこの周囲山群全体をひとつの山として百名山に選んでおり、できれば多くの登山者に西吾妻だけでなく、吾妻山域全体を楽しんでいただきたいな、なんて思います。

西吾妻をあとにし、最後の山、西大嶺(にしだいてん)へ。


ここにも安達太良山から続く、智恵子のいう「ほんとの空」があります。


西大嶺(1982m)山頂。

雲海が広がっていました。



そして名残惜しいですが、デコ平へ下山開始。一気に下って小野川湖が見えてきました。

ゴンドラ山頂駅。しかしここでゴンドラには乗らず、今回は檜原湖・早稲沢に降りる計画です。

昨年8月、アサギマダラのマーキングをやった場所(こちらをクリック)は、すでにヨツバヒヨドリは刈られていて、アサギマダラの姿はありませんでした。
もう、みんな南へ旅立ったんですね。

実はデコ平の探勝路は、私の大好きな場所で、ぜひオススメしたいスポットです。
これは雪の重みでくるっと一回転した珍しいブナの木。

これが小野川の水源、国の名水100選にも選ばれている「百貫清水」。
その昔、百貫の値以上に価値があるということからこの名がついている泉です。
白く色が変わっているところが、下からこんこんと湧いている地点です。
かなり水量豊富。

泉の水を飲むのに抵抗ある人も多いかと思いますが、実は長い柄の柄杓がそばに置いてあるので、湧いているところを直に掬って飲むと、ほんと最高の水を味わえます。

そして、この百貫清水の西側のエリアが特に私の好きな場所で、ブナの原生林が広がっています。

白神山地もそうですが、やっぱりブナ林の懐が一番落ち着きますね。
ベンチも何箇所かあって、半日くらいのんびりしていたことあります。

で、早稲沢に下っていくと、「布滝」があります。大きいし森の中なので写真だとわかりずらいですね(苦笑)。
そして無事、早稲沢の登山口へ下山しました。
天気に恵まれた山行でした。
9月23日(2日目)
明月荘→藤十郎→いろは沼→人形石→梵天岩→天狗岩→西吾妻山→西大嶺→デコ平→百貫清水→早稲沢登山口
9月22日(日)晴れときどきくもり

磐梯吾妻スカイラインが無料なので、浄土平の登山口へ。

まずは一切経山を目指して歩き始めます。

酸ヶ平(すがだいら)

一切経山へ登っているうちにみるみるガスが立ち込めてきました。

一切経山(いっさいきょうざん)1948.8m。一等三角点があります。
しかし、360度ガス。参ったなあ、今回のお目当てのひとつ、五色沼もこれじゃあ見えません。

と!
突如ガスが晴れ出し、霧の中から五色沼の「青」が浮かび上がってきました。
風の神様ありがとう。
最高の演出です(笑)。


さすが「魔女の瞳」の異名をとる五色沼。
その深い「青」に吸い込まれるような感覚をおぼえました。




家形山から西へ折れ、烏帽子山を目指します。
しかしここからの登山道は草刈りがなされていないのか、笹をかき分けての歩行。ほぼ平らの道なのですが、結構消耗します。対向してくる登山者はほとんどいないので、たまにガサガサ来てもクマと区別がつきません(苦笑)。
いつもしっかり草刈りがなされている飯豊連峰の管理されてる方々の御苦労に感謝するとともに、ありがたみが身に沁みますね。

やっと笹藪が少し途切れると「ニセ」烏帽子山。烏帽子山はまだ先です。

そして笹藪再び(苦笑)。まあ、笹の下の道ははっきりしており、「藪こぎ」というほどのレベルではありませんが、視界が小さいのはやっぱ消耗しますね。

これが「ホンモノ」烏帽子山、1879m。


登山道からちょこっとだけ入ったところに東大嶺(ひがしだいてん)山頂。1927m。
展望はまったくありません。

縦走路から少し離れ、北へ25分ほど行ったところにこの日の宿営地、「明月荘」。
二階建ての結構広い小屋で、max70人収容のところにこの日は12人ほどの泊り客だったので、ゆったりできました。


初日は全く途中に水場がないルートでしたので、夕飯、そして明日用の水を汲みに。
小屋から10分ほど下ったところに「金明水」と呼ばれるいい水場があります。


この日は晩飯つくって、食べて、18時過ぎには眠りについていました。
9月22日(1日目)
浄土平→酸ヶ平→一切経山→五色沼→家形山→烏帽子山→東大嶺→明月荘
9月23日(月)はれ

明月荘をあとにし、東大嶺へ戻ります。湿原は草紅葉がはじまっています。



登山道に復帰すると、前方に目指す西吾妻山が見えました。


見渡す限り他の登山者の姿はありません。早朝の大湿原を独り占め。







この付近は「いろは沼」という名前がついているくらい、池塘が数多く点在しています。
猪苗代湖は別名「天鏡湖」といいますが、この池塘もまさに「天の鏡」ですね。


人形石


大凹の水場。
沢水のようですが、冷たくてとってもおいしかったです。





天狗岩の一角にパワースポットあり。ビンビン感じます(笑)。

吾妻神社。厳しい冬の風対策に積まれた石がいい雰囲気を醸し出してますね。

そして、吾妻連峰の最高峰の西吾妻山(2035m)の山頂着。
しかし残念ながらここは展望まったくなく、標柱があるだけです。

百名山を目的に登っている方々は、一番高いところということでここに重きを置いているようですが、深田久弥は著書「日本百名山」の中では「吾妻山」としてこの周囲山群全体をひとつの山として百名山に選んでおり、できれば多くの登山者に西吾妻だけでなく、吾妻山域全体を楽しんでいただきたいな、なんて思います。

西吾妻をあとにし、最後の山、西大嶺(にしだいてん)へ。


ここにも安達太良山から続く、智恵子のいう「ほんとの空」があります。


西大嶺(1982m)山頂。

雲海が広がっていました。



そして名残惜しいですが、デコ平へ下山開始。一気に下って小野川湖が見えてきました。

ゴンドラ山頂駅。しかしここでゴンドラには乗らず、今回は檜原湖・早稲沢に降りる計画です。

昨年8月、アサギマダラのマーキングをやった場所(こちらをクリック)は、すでにヨツバヒヨドリは刈られていて、アサギマダラの姿はありませんでした。
もう、みんな南へ旅立ったんですね。

実はデコ平の探勝路は、私の大好きな場所で、ぜひオススメしたいスポットです。
これは雪の重みでくるっと一回転した珍しいブナの木。

これが小野川の水源、国の名水100選にも選ばれている「百貫清水」。
その昔、百貫の値以上に価値があるということからこの名がついている泉です。
白く色が変わっているところが、下からこんこんと湧いている地点です。
かなり水量豊富。

泉の水を飲むのに抵抗ある人も多いかと思いますが、実は長い柄の柄杓がそばに置いてあるので、湧いているところを直に掬って飲むと、ほんと最高の水を味わえます。

そして、この百貫清水の西側のエリアが特に私の好きな場所で、ブナの原生林が広がっています。

白神山地もそうですが、やっぱりブナ林の懐が一番落ち着きますね。
ベンチも何箇所かあって、半日くらいのんびりしていたことあります。

で、早稲沢に下っていくと、「布滝」があります。大きいし森の中なので写真だとわかりずらいですね(苦笑)。
そして無事、早稲沢の登山口へ下山しました。
天気に恵まれた山行でした。
9月23日(2日目)
明月荘→藤十郎→いろは沼→人形石→梵天岩→天狗岩→西吾妻山→西大嶺→デコ平→百貫清水→早稲沢登山口