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2013-12

2月2日 アニマルトラッキング雪原ハイク 参加者募集 - 2013.12.27 Fri

平成26年2月2日開催

アニマルトラッキング雪原ハイク 参加者募集

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チラシ印刷用PDFは→こちらをクリック

来年最初の山都G.T.イベントは、今年同様、アニマルトラッキング雪原ハイク。

「アニマルトラッキング」とはアニマル=動物、トラッキング=追跡、つまり足跡や食べ残し、糞などを観察して、そこから動物の生態を読み取ることをいいます。
特に冬場は雪の上に足跡をみつけることが容易になるので、「アニマルトラッキング」というと主に雪上の足跡を探すことを指すことが多いです。

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ノウサギの足跡。

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左タヌキ、右キツネ。

こんな感じで、普段はなかなか出会えない動物たちも実はそこここを歩き回っていて、雪の季節は足跡として確認できるので、それを追いかけるととても楽しいです。

また、木々にも眼を向けると、実は冬の間死んでいるわけではなく、みんな芽吹いて春を待ちわびているのがわかるんですよ~。
それぞれに詳しいスタッフが揃っていますので、いろいろ教えてもらいながら雪原を楽しく歩きましょう。

参加したいけど自分はスノーシューもかんじきも持ってないよ、という方、ご安心ください。
お持ちでない方にはこちらで和かんじきをご用意していますので、当日お貸しできます。

天候や雪の状況にもよりますが、当日は2~3kmくらいをゆっくり休み休みで3時間くらい歩きます。
初心者の方でも大丈夫です。

昼食は、今年「美味しんぼ」でも取り上げられた(美味しんぼ第110巻)宮古そばの名店「大下(おおしも)」でおいしい宮古そばをいただきます。

雪の中、のんびり歩いて動物や植物達の息吹を感じながら、1日楽しんでみませんか?



◎実施日時・場所
  平成26年2月2日(日)午前8時30分集合
       喜多方市山都町字蔵ノ後954-1     喜多方市山都総合支所 裏側駐車場  
       地図は→こちらをクリック

   実際のウォーキングの場所はわかりずらいところにあるので、一端役場に集合した後、スタッフの先導で現地に向かいます。

   歩く場所は山都町蓬莱地区↓

大きな地図で見る


今年行った様子は→こちらをクリック

柳津のソースかつ丼 - 2013.12.20 Fri

おととい、グリーン・ツーリズム農泊関連のセミナーに出席するため柳津へ行ったのですが、その際「ウワサの」柳津ソースかつ丼を味わってみました。

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ソースかつ丼というと会津若松が有名ですが、柳津のはそれとはちょっと違った名物オリジナル。

私は観てないのですが、「ケンミンショー」で取り上げられ、みのもんたも大絶賛していたとか。

今回は柳津・弘法大清水の近くにある「すずや食堂」に入ってみました。

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なるほど、聞いていたとおり、卵焼きの上にカツがのってます。

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もちろん通常のかつ丼のように煮込んであるわけではなく、卵焼きの上にカツがのってる感じです。といってもバラバラではなく一体化していて、一緒に口に運びます。

噂にたがわぬ完成度で、メチャクチャおいしかったです(笑)。

私の好み的に会津若松のそれよりおいしいかも。

柳津地区のお店のソースかつ丼はどこもこのパターンだそうですので、よかったら試してみてください。
私も時間見つけてまたハシゴしようかな、と思ってます(笑)。

みその力 - 2013.12.18 Wed

先月のみそづくり、今月のみそ料理教室と、みそに関わるイベントをふたつやってきたのですが、あらためて「みそ」ってすごい食べ物なんだなと、そのポテンシャルの高さを再認識しました。

実は日本のみその歴史とかいろいろ関連本を読み漁ったりしてるんですが、その時代時代でみその役割とかが結構違っていて興味深いです。

その起源は諸説あるのですが、日本では弥生時代にすでに「みそっぽいもの」はあったそうです。
でもそれは今とは全然違う燻製や塩漬けといった発酵食品の類だったようで、現代のみその原形となる豆味噌の技術は、飛鳥時代(6世紀後半)新羅に負けて日本に移ってきた高句麗人が持ち込んだものといわれています。
ってことは1300年以上の歴史があるわけですね。

みその語源は、古代中国の何か食品を麹と食塩によって発酵させてつくったもの「醤(しょう・ひしお)」といわれています。
醤をつくっている途中のもの、つまり「未醤(みしょう)」→みしょ→みそと変化したというのが通説です。

伝来した少しあと飛鳥時代はなんと!有名な701年の「大宝律令」では、租税の一つに「末醤」が書かれています。上流階級しか食べれない高級食材だったとか。このころは粒のみそをおかずとして食べていたそうです。
平安時代になっても相変わらず高級食材で、役人の給料として支払われた記録もあります。
鎌倉時代に入って、すり味噌が登場、水に溶かしやすくなり、ついに「みそ汁」誕生。武士の「一汁一菜」の基本形ができました。
室町時代に入ると大豆の生産が増え、庶民の間でも自家生産が始まり、現代に伝わるみそ料理のほとんどがこの時代に確立。
戦国時代には戦の際の保存食として発展。信玄は国策として大豆栽培を奨励したとか。
江戸時代には外食産業も発展、みそ生産、みそ料理も急速に発達した、という展開です。江戸時代には味噌蔵の数は6000以上にも達したそうです。
みそは寿命がのびることにも貢献、この間の慶長遣欧使節の回の記事でもちょっと触れましたが、支倉率いる使節団が航海中に壊血病にならなかったのは仙台みそのおかげじゃないかっていう話もあります。

また、みそづくり体験で昨年つくったものを比べたとき驚いたように、みそは保存方法・環境によって生き物のように味が変わるので、いわゆるご当地「手前みそ」が発達し、熟成期間の違いで赤みそ、白みそなど、そして原料の違いから米みそ、豆みそ、麦みそ、雑穀みそなどいろんな種類があって奥が深いなー、と。

先日、ユネスコの世界遺産に和食が登録されましたが、やっぱり和食にはみそはかかせない大切な存在ですよね。
ちなみに南米で2年ほど暮らしていたころ、私が一番恋しくなった「日本の味」は「みそ」でした(笑)。

でも現代ではお米を食べなくなったと同時にみそ汁を飲むことも減っていて、
さらに、かつてみそに親しんでいた年配の方々でさえ、みその塩分が健康に悪いと思い、敬遠する傾向が顕著だとか。

しかし!
2か月ほど前に、みそが健康に悪いなんて迷信なんだ!という新説の発表がありました。
10月26日に行われた第36回日本高血圧学会総会のなかで、共立女子大学の上原教授が発表されたものです。
発表の中で上原教授は
・みそ汁の摂取頻度と血圧との間に関係性は認められなかった。
・みそ汁は食塩摂取量の独立した決定要因ではない(減塩のためにみそ汁を減らすことにあまり意味はない)。
・1日1杯程度のみそ汁のある食生活が血管年齢を10歳程度改善する傾向がある。
と言われました。

詳細はそのときのプレスリリース→こちらをクリック

その発表を受けて書かれた関連記事は
「みそ汁の塩分は、高血圧には影響しない。塩分3割オフ効果も!」→こちらをクリック
「高血圧でも大丈夫? 味噌汁と血圧の相関関係」→こちらをクリック

よかったら、みなさん、ぜひ↑の記事をお読みになって下さい。
そしてみその力を見直して、1日1杯以上はみそ汁を!(笑)


「みそ汁は医者殺し」
「医者に払うなら味噌屋に払え」
です(笑)。


迷い仔猫 続報 - 2013.12.17 Tue

先週、ウチに逃げ込んできた仔猫(こちらをクリック)。

食欲はすこぶる旺盛で、食べる、出す、寝るを繰り返して一週間、だいぶ回復しました。
でもまだ動き回ることはなく、寝床で「ニャーニャー」甘え声を出す程度です。
まだ親に甘えたい年頃だよなー、と。

あのボロボロで道の真ん中にいたのを保護してあげられず気にしてたところへ、わざわざウチを「選んで」逃げ込んできたという事実。
3匹の先住ネコには迷惑かけるけど、この子の「生きたい気持ち」を振り払うことなどできないし、やっぱりウチの新家族として迎えるしかなさそうです。

あ、ちなみにこの子はメスでした。

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動画↓


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「やまとのみそ」を使った料理教室 無事終了しました! - 2013.12.17 Tue

おととい12月15日に山都G.T.今年最後のイベント、「やまとのみそを使った料理教室」を行いました。
折からの大雪、私もこのひとつ前の記事に書いた雪・倒木等でウチから脱出するのに苦労しましたが、なんとか山都へ。
しかし、今回の参加者の大半を占めていた大熊町から避難している方々はいまだ会津の雪に慣れていなく、さすがに山都まで来るのは大変ということで、大量キャンセルとなってしまいました(苦笑)。

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今回も料理教室の講師はアスパラ料理教室のときにお世話になった地元喜多方市の料理研究家、山口良一さん。

山口先生は会津若松ワシントンホテルやレストランなどでの26年間の調理師としての経験を活かし、現在は自宅での料理教室をはじめ、リオンドールカルチャーセンターや各公民館の教室で、レストランの料理を家庭でも作れるように美味しくヘルシーにアレンジして教えてらっしゃいます。
また、スチームケース「ルクエ」を使ったレシピの研究・開発を手がけ、レシピブックの出版もされたり、テレビショッピングに出演されたりと各方面でご活躍中です。

Cooking Salon “Aizu”主宰、美味しいヘルシー家庭料理研究家、食育インストラクター

山口先生のHPは→こちらをクリック
ブログは→こちらをクリック
先生の参加されてる「「ルクエ」でカレー研究会」のHPは→こちらをクリック

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そして、今回のテーマはまず先月のイベントで作り方を学んだ「やまとのみそ」。

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それと山都ブランドのそば。
そば資料館の方々に直前に打ってゆでてもらったばかりのを持ってきてもらいました。このまま食べたいくらい(笑)。

この「みそ」と「そば」が合体するとどんな料理に?

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まず
◎手作り(洋風)ほうとう(2人前)
材料
強力粉  130g
ぬるま湯 80cc
塩    小さじ1/2強
白菜   1/8株
大根   10㎝くらい
人参   1/2本
舞茸   1パック
豚ばら肉薄切り 100g
やまとのみそ  適量
バター  適量

その他 里いも、ごぼう、ほうれん草、もやし、長ネギなども相性◎

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フードプロセッサーに強力粉、ぬるま湯、塩をいれて、混ぜます。

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餅のような手触りになるまでよくこねて、ビニールに入れて少しねかせます。

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野菜類を切り、ナベに入れて煮込み、

あとから豚肉とマイタケを。

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ねかせていた生地を両手でのばしてくわえます。

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生地に火が通ったら弱火にしてミソを溶かして完成。
もちろん沸騰は禁物です。

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器によそってからお好みでバターを。これがまたコクが出てとてもよかったです。
みそバターほうとうの出来上がり。

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◎そばサラダ(二人前)
材料
生そば 200g
小松菜 
春菊
白菜
トマト
パプリカ 
フレンチドレッシング + みそ 適量
切り海苔 適量
白ごま 適量

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昨年もご紹介しましたが、特製フレンチドレッシングの作り方
お酢 90ml
油  270ml
たまねぎ 1/2個

こしょう

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これらをフードプロセッサーへかけてから瓶に。
冷蔵庫に入れておけば1ヶ月以上はもちます。
ちなみにこれにしょうゆを足せば和風ドレッシング、トマトケチャップを足せばアメリカ風。
今回は。。。みそをくわえました。

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パプリカはこうやって焦げるくらいあぶってやると、皮もとりやすく、甘みが増すとか。

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そばサラダできあがり!

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◎葱味噌そば田楽(二人前)
材料
生そば  70g
長ネギ  1/4本
みそ   100g
てんさい糖 50g
みりん  大さじ2
七味唐辛子 適量

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おなじみ「山都みそ」に、

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てんさい糖をくわえます。
北海道だけで栽培されている「てん菜」というほうれんそうの仲間からとれる砂糖です。
オリゴ糖がリッチで、腸内のビフィズス菌の栄養源となるので特に女性にはオススメですね。

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この茶色は天然のもので、なめてみましたが甘さがまろやかな感じがしました。

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さらにみりんをくわえ、弱火にかけ、好みのかたさになるまで木べら等で練ります。

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最後のほうで長ネギをくわえます。
ねぎを入れるのが早すぎると、風味がとんでしまうので要注意です。

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生そばから生地をつくります。
市販のゆでそばを使う場合、袋の端を少し切って空気が出るようにして、袋の上から揉むとやりやすいとのこと。

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あんまり練りこまず、そばの形状が残っている程度に軽くもんだ方が、間に空気が入って食感がよかったです。

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形を整えて、フライパンで両面を色よく焼き、弱火でじっくりと中まで火を通します。

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片面にさきほどつくった葱味噌を塗って、

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オーブントースターで焦げ目がつくくらい焼きます。
もうこの時点でよだれダラダラとなるくらい香ばしい匂いが(笑)。

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今回の3つのメニュー、すべて完成! 

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いざ、実食!

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雪のためいっぱいキャンセル者がでてしまい料理が余ってどうしたもんかな、と思っていたところ、おとなりの公民館講座に参加していた方々が合流してくださいました。

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恒例の懇親会で、みなさん料理の印象などを。

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山口先生、ありがとうございました。
今日のメニュー、もしかして後日そば伝承館の新メニューになってるかも????(笑)

今後も山都の特産品を活かした料理教室を行っていきたいと思っています。


大雪、倒木 - 2013.12.16 Mon

昨日は「やまとのみそを使った料理教室」無事終了しました。
その報告はのちほどさせていただきますが、

いや~、金曜から週末にかけて、たっぷり降りましたね。
私の集落は土曜昼の段階で80㎝くらい積もっていて、昨日日曜の日中こそほとんどほとんど降りませんでしたが、昨夜からまた現在も降り続いているので、もう1mは軽く越えてます。。。

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一夜にして愛車も埋没です(苦笑)。

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私の集落へ登ってくる道は倒木がふたつあって通行止めです。

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そのひとつ、これは写真では大きさが伝わらないかもしれませんが、両手まわしても全然届きませんので、太さ1m以上ある大木です。
倒木はしゅっちゅうなので、車にはのこぎり標準装備なのですが(苦笑)、これは崖につっかかってる状態なのでさすがにチェーンソーでも危ないですね。

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山都でも何箇所かで倒木で通行止めになっているところがあります。
今朝しばらく停電していましたが、それは復旧しました。

会津に来られる方は、情報収集をしっかりやって、お気をつけてお越しください。

ありがとなし - 2013.12.15 Sun

BS18時からのほうで八重の桜最終回を観ました。
まだ余韻に浸ってます(苦笑)。

和敬静寂

いい言葉ですね。

ほんと1年間、泣き、楽しみ、そして勇気づけてもらいました。
心から「ありがとなし!」と言いたいです。

いろいろこうしてほしかった、あのエピソードも入れてもらいたかった、あの人にもこの人にも物語の中で触れてもらいたかった、というのはありますが、白虎隊以外でここまで会津をしっかり描いてもらったのは過去にないと思われ。。。本当に感謝です。

なんだか「八重の桜ロス症候群」にかかりそうですが(苦笑)、年が変わっても、新しい大河ドラマになっても(来年の黒田官兵衛も私の好きな武将なので密かに期待してます(笑))、今年書きたかったけど時間なくて書けなかったこととかちょこちょこと書いていきたいと思ってます。

まずは。。。20時からのをもう1回観て、
そして。。。全話録画してあるので、それを観なおして、
同時に。。。もう1回いろいろ読み直してみます。




いよいよ明日あさってです。 - 2013.12.12 Thu

既報ですが、明日に迫ったのでもう一度。

明日あさっての2日間、東京・銀座で第4回福島産直市が行われます。
関東在住の方、よかったらぜひ。

詳しくは11月27日付のブログ記事をご覧ください。→こちらをクリック



今年最後のライトアップ - 2013.12.11 Wed

いよいよ2013年も終わりに近づいてきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

ご好評いただいています一の戸橋梁ライトアップ、当初の予定より増えまして12月は二週に渡って行われます。

日時は12月14日、15日、22日、23日です。
時間は日没~20:30まで。

ちょっと寒いですが、雪がふれば美しさも倍増かも!

特に23日はクリスマス前。
お目当ての相手誘って告白するもよし。
夫婦間であらためて思いを確認するのするのもよし。

大切な人とロマンティックなひとときを楽しみに山都へ来てみませんか?

もちろん大勢で楽しみにくるのもアリです!

ライトアップ

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一の戸橋梁の場所

大きい地図・ルート検索  ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )

迷い仔猫 - 2013.12.10 Tue

2日前、日曜の午前中に市街地へ降りるとき、ウチの下の切り通しで仔猫がフラフラ歩いていました。
足を怪我しているのか引きずるような足取りで。
おそらく捨てられたのではないかと。
もしそうなら怒りを禁じえません。
そのちょっと前に見慣れぬ車が集落に来たのを私は見ているので(ちゃんと車種、色も記憶しています)、関連あるんじゃないかと今は疑っています。

日曜は前回の記事で書いた通り、ウチのあたりは雪が降っていて寒く、でも逆に市街地はまったく降っていない晴れでしたので、せめて下へ連れて行こうと思い捕獲を試みたのですが、それまでに相当怖い思いをしたのでしょう、警戒して逃げられてしまいました。

翌日(昨日・月曜)も道を通るときは無意識にその姿を探している自分がいましたが、行きも帰りもみかけることはありませんでした。

そして昨夜遅く。
私はすでに床についていたのですが、ウチの飼い猫たちが騒がしい、ケモノが入り込んでいると母が騒ぐので見にいくと。。。
玄関付近の階段下のスペースの隅に、仔猫がまるくなって怯えていました。
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昨日の今日なので、すぐに自分はピンときましたが、でももしかして複数捨てられたとしたら違う猫かも、と。
とりあえずエサと水をあげたら、しばらくは警戒して動かなかったけど、その後食べ、飲みました。

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写真にはないのですが、この子はしっぽに特徴があり、この後抱いた後、前日切り通しでみかけたネコだとわかりました。
みかけた場所とウチは、1㎞近くは離れていて、今は道には融雪の水がゴンゴン流れています。その中をよくここまで。。。と。

しかもウチは縁の下からウチの飼い猫が通れる道をつくってあるのですが、夜はノラやケモノの侵入を避けるため3匹の飼い猫を確認してから閉めることにしています。
そのトビラを閉める前に入って、この隅でじっとしていたのでしょう。

怯えきって「シャーシャー」威嚇してましたが、ウチの飼い猫たちがちょっかい出す可能性もあるのでこのままにはしておけません。
こういった怯えきった状態のときは逆にカゴなどの狭い空間に入れてあげる方がネコも落ち着けます。

多少噛まれるの覚悟で抱き取ることにしました。すると。。。
抱くとおとなしくなり、鳴き声がそれまでの「シャーシャー」から「みゃーみゃー」になりました。

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昨夜は他のネコたちには悪いけど、入れないように閉め切ってこの子は私の枕元で寝かせました。

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しかし。。。困りました。。。ウチにはすでに3匹いますので。。。

里親になって下さる方、または紹介してくださる方、いらしたら至急ご連絡ください。
お願いいたします。

あめゆじゅとてちてけんじゃ - 2013.12.08 Sun

今(12/8 9時)の私の集落の様子です。
昨夜からしんしんと降っています。

今、所要で喜多方市街地まで降りたのですが、下界は全然降ってませんでした。
やっぱりウチは会津でも辺境の地?(苦笑)
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「上見れば虫っこ」。


「中見れば綿っこ。下見れば雪っこ。」

グリーン・ツーリズム体験型商品の人気投票を実施中 - 2013.12.06 Fri

「里山・里海タイムトリップ」WEBサイトでは、「個人旅行者を対象とするグリーン・ツーリズム初心者向け体験型商品」の人気投票を実施しています。

山都G.T.からも4つほど登録しています。(No.6、7、8、9の4つです)

別にトップになっても山都G.T.には何ももらえないようですが(苦笑)、回答者には抽選で豪華ホテルのペア宿泊券やギフト券が合計52名当たるそうですので、よかったらご覧になって投票してみてください。

■閲覧、投票は→ こちらをクリック



東北復興の魂。慶長遣欧使節出帆400年 - 2013.12.03 Tue

書きたいけど書けずに時間が過ぎてしまってお蔵入りになった話はたくさんありまして。。。。
これもそのひとつとなっちゃいそうだったんですが、実は先月初めの連休、日本シリーズの激闘で連日盛り上がっていた仙台へ行ってきました。

今年は伊達政宗が直接貿易を求めてイスパニア(スペイン)国王およびローマ教皇のもとに使節団を派遣してから400年の節目の年。
もともと支倉常長には興味があっていろいろ調べていたのですが、最近遣欧使節そのものが政宗の震災復興の一環だったという説も浮上し、そういう意味も含めてこれは一度じっくり現地を訪れてみたいなと思っていました。

ちょうど、仙台市博物館で特別展の開催と、震災後ずっと閉鎖されていた石巻のサン・ファン館が再オープンするということでしたので、行ってみたのでした。

まずは、もうひとつのお目当て、伊達政宗が桃山様式の粋を集めつくらせた名刹、松島・瑞巌寺へ。
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実は平成20年から約10年の予定で瑞巌寺の本堂は平成の大修理に入っていて見ることはできません。
なのにわざわざなぜ?と思われるかもしれませんが、だからこそ今回は行きたかったのでした。
というのも、本堂修理中は、そのかわりという感じで普段は入ることができなかった国宝庫裡及び陽徳院(政宗公正室愛姫)御霊屋が特別公開されています。
さらに本来は本堂に安置している御本尊、藩祖政宗公・2代忠宗公の大位牌、三代開山木像が大書院に移され、特別に公開されています。
このチャンスを逃す手はありません(笑)。

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修理中の本堂を横目に、庫裡へ。
「庫裡(くり)」とは寺の僧侶の居住するところで、ここ瑞巌寺の庫裡は主に台所だったそうで、屋根には大きな煙り出しがあります。

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普通庫裡は本堂とかと違って実用本位の建物なはずですが、ここは唐草や花肘木の彫刻が施されており、政宗の「美」に対する「手抜き無し」の姿勢があらわれてるのかな、と。
ちなみに本堂と同じく国宝に指定されています。

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かつて玄関内にあったという大きな竃は今はありませんが、いぶされて黒くなった柱の古さ、煙り出しまでの天井の高さなど、往時を思わせる雰囲気は満点。

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政宗自らが朝鮮より持ち帰り瑞巌寺の上棟のお祝いに植えたとされる「臥龍梅」。樹齢400年で宮城県の天然記念物に指定されています。
咲いているときに一度来てみたいですね。

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改修中の本堂の飾り金具類が展示されていました。これはまた戻すのかな。
線彫りして金メッキされているそうで、桃山文化のデザインを間近に見れました。

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庫裡の奥に仮本堂(大書院)が設けられていて、そこでご本尊や政宗の位牌が公開されています。
観れるというだけでも貴重な機会ですが、なんとフラッシュたかなければ撮影も許可されています。

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ご本尊である聖観世音菩薩。
青銅製で、制作年代は不明だそうですが、高い宝髻(ほうきつ:頭の上の部分)は鎌倉時代、衣の表現は奈良時代の頃の姿を示しているとか。

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伊達政宗公の位牌。
写真だとわかりづらいかもしれませんが、とても大きいです。瑞巌寺建立の功績を称えられ、戒名に「瑞巌寺殿」と入っています。

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本堂の欄間に掲げられてた政宗の人生の師である虎哉宗乙の「松島方丈記」。
松島は古代からの霊場であること、瑞巌寺は熊野から運ばれた木材で造られたことなどが書かれています。

そして庫裡を出て、もうひとつの特別公開、陽徳院御霊屋へ。
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陽徳院とは政宗の正室、愛姫のことです。万治3年(1660)に孫の綱宗によって建てられた愛姫のお墓で、平成18年から3年をかけ創建当初の豪華絢爛な姿に復元。ピカピカです。

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特に黒漆の光沢がすごいです。
でも。。。当時の姿がわかるのもいいんですが。。。個人的には長い年月風雪に耐えてきたそのままの姿の方が好みだったりします。

瑞巌寺の国宝庫裡及び陽徳院御霊屋の特別公開は本堂の大改修の間、平成28年の3月頃まで続くそうですので、このチャンスにぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


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続いて瑞巌寺のとなりにある円通院へ。

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庭園の紅葉が有名です。このときはちょっと早かったようですが。。。

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円通院の境内の奥まった場所に、政宗の孫、光宗の霊廟「三慧殿」があります。
光宗は正保2年(1645)9月に19歳の若さで江戸で亡くなり、 その死を悼んだ父忠宗により建てられました。

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文武両道に優れていたと言われる光宗だけあって、厨子の中にある光宗像は馬に乗っています。
あまりに才あふれる人だったため、名君の誕生を恐れた幕府に暗殺されたという説もあるくらいです。

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ガラス越しで近づけないため、詳細がわかる写真が撮れなかったのですが、この厨子がまた不思議なデザインで、まさにトランプのハート、クローバー、スペード、ダイヤの模様が描かれていて、この写真右の扉の上にはなんとバラの絵が。
これは支倉常長が西欧から持ち帰った日本最古のバラを描いたと言われています。
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そして支倉常長が出てきたところで、今回のメインの目的、慶長遣欧使節関連へ。
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あの「3.11」から2年7か月ぶりにこの日再開館された宮城県石巻市の慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)。
サン・ファン・バウティスタパークを会場に、サン・ファン館の再オープンと慶長遣欧使節出帆400年を記念してフェスティバルが行われていました。

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サンファンパークの下、港内には復原使節船サン・ファン・バウティスタ号の雄姿が。この写真の左の回廊の屋根に注目して、下↓の写真をご覧ください。

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これが3.11、津波が押し寄せた瞬間の写真。
屋根の高さまで津波が押し寄せているのがわかります。
ドック棟は津波の直撃を受けて、厚いガラスはほぼ全壊、展示していたものはみんな流されてしまったそうです。
また、サン・ファン館は、震災後5か月間に渡り、佐須浜の人々の避難所として使われていたとのことです。

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船の方は津波による直接的な被害は小さいようにみえたものの、震災から1ヶ月半後の4月27日の暴風雨でメインマストと前方のマストが折れ、大破し、2年半以上もの修復期間を経てこの日復活したのでした。

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慶長19年(1614年)、徳川幕府の許可を得て伊達政宗が、仙台藩士・支倉常長を代表として、欧州に貿易交渉のため使節団を派遣しました。
その際に建造された巨大帆船がこのサン・ファン・バウティスタ号です。

もちろん復元したものですが、当時の正確な設計図は残っておらず、伊達家に残る寸法図と500トンという記録からプロポーションを割り出し、この復元船をつくったとのことです。

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船はほとんど揺れもないくらいがっちりと係留されていて、甲板にも内部にも入ることができます。

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船尾にある船長・宣教師ソテロの部屋。一番左に座ってるのが司令官ビスカイノ、そのとなりが航海士、右から二番目が支倉常長、右がソテロ。
重要な話し合いはこの部屋でこんな感じで行われていたのでしょうか。

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こうやって太い柱を右に左に倒して船のかじ取りをしていたんですね。
ん?この人カメラ目線(笑)。

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大砲も装備していたんですね。
船の揺れで動かないように縄でしっかり固定していたとか。

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日本人乗組員の食事風景が再現されています。
干し飯、干し魚、漬物等保存食中心。
よく、コロンブスやダーウィンの航海記などには野菜不足による壊血病の記述がありますが、この使節団の記録にはありません。それはどうやら味噌のおかげじゃないかと言われています。
うんうん、私も先週と再来週、二度にわたって「やまとのみそ」のイベントを開催しますが、味噌は本当に優れた日本の栄養補給食なんですね(笑)。
あと、あれ?ネコの存在がみてとれますね。ペット?いやいやもしかして食用?
実は大切な食糧を食べてしまうネズミの駆除のため一緒に船に乗せたそうです。

欧州へ派遣された日本初の使節。
日本初の太平洋を二往復。
初めてずくめのこの偉業には、ただただ敬服するのみです。

この慶長遣欧使節を実現させた伊達政宗の意図は、スペインとの軍事同盟、そして倒幕だという説がずっとありますが、だとすれば家康が許可するはずないんじゃないか、と私はずっと思っていました(まあ政宗一流の大芝居で説得力ある嘘をついていたのかもしれないけど)。

そんな中、東日本大震災を経験して、今年新しい説が生まれたのを聞きました。
この遣欧使節が海を渡る2年前の1611年には、会津でも大きな被害を受けた「慶長の大地震」がありました。
当時、仙台藩にも多大な被害をもたらした慶長の大地震。伊達政宗はこの使節の交渉がうまくいって、欧州との通商ができるようになれば仙台藩の復興につながると考えたのではないか、という説です。
実際のところは今となってはわからないですが、今の私には一番しっくりくる話だし、心からそう思いたいです。

そんな背景に思いを馳せ、目の前の復活したサン・ファン・バウティスタ号を眺めていると、被災地の復興のシンボルともいえるその姿に、私はとても勇気づけられました。

自分は政宗や常長のようにはなれないけど、その「精神」の灯を胸にともすことはできる、と。

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その翌日、仙台市博物館で開催されていた「伊達政宗の夢 慶長遣欧使節と南蛮文化」展へ。
当然撮影禁止だったので展示品の写真はありませんが、歴史資料として日本で初めて国宝に指定されている「慶長遣欧使節関係資料」(今年6月ユネスコの世界記憶遺産にも登録)の貴重な品々をたっぷり堪能できました。

残念ながら特別展はすでに終了していますが(期間中に紹介できなくてすみません(苦笑))、展示品の一部はこちらのサイトでみれます。→こちらをクリック

また、この日、楽天が日本一を決め、仙台は大騒ぎ。
仙台の人たちと喜びを分かち合うこともできて、記憶に残る旅となりました。


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