氷筍洞窟トレッキング2014 無事終了しました! - 2014.02.23 Sun
大雪に見舞われた昨年とはうってかわって少雪の中、今年の氷筍洞窟トレッキング、無事終了しました。
今年は宮城、山形、新潟、栃木と他県からの参加者が大半をしめ、当ブログをご覧になって申し込まれた方も多く、山都の氷筍の存在が遠方の方々にも知られてきているというのは主催者としてほんとうれしいし、ありがたいことです。
ちなみに昨年の模様は→こちらをクリック
雪の量や、氷筍の出来具合などを昨年と比較してご覧になっていただくと面白いかと思います。




























参加者のみなさん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした!ありがとうございました!
今年は宮城、山形、新潟、栃木と他県からの参加者が大半をしめ、当ブログをご覧になって申し込まれた方も多く、山都の氷筍の存在が遠方の方々にも知られてきているというのは主催者としてほんとうれしいし、ありがたいことです。
ちなみに昨年の模様は→こちらをクリック
雪の量や、氷筍の出来具合などを昨年と比較してご覧になっていただくと面白いかと思います。




























参加者のみなさん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした!ありがとうございました!
氷筍の下見に行ってきました - 2014.02.18 Tue
いよいよ今度の日曜日、23日に迫ってきました「氷筍洞窟トレッキング」。
アプローチの雪の状況や、氷筍の出来具合を確かめに昨日下見へいってきました。

昨年は下見、当日ともに雪多く、ひどいめに遭いましたが(苦笑)、今年は出だしの登りは雪もよくしまっていて、歩きやすかったです。

今年は楽勝かな、と思いきや。。。

そんなに甘くはなく(苦笑)、2段目の登りあたりからはこの状態。

腰までのラッセルを強いられました。

峠へ最後の急登。

約825mのコルに到着。ここから40mほど下ったところに目指す洞窟はあります。

洞窟到着。果たして今年の氷筍の出来具合は???

昨年よりやや本数が少ない気がしますが、約150本の50㎝~1mに成長した氷筍が今年もしっかり形成されていました。




大きな洞窟の下に、もうひとつ氷筍が見れる小ぶりな洞窟があります。
私は実はこちらの方が好きだったりします。
なぜかというと、氷筍の形がバラエティーに富んでるからです。
氷筍は長い年月をかけて形成される鍾乳洞とかと違って、一冬限りのものですが、だからこそ毎年形が違うので、何度行っても飽きることがありません。

今回の白眉はコレ。
白鳥が首をもたげているような氷筍がありました。
他のスタッフからは龍だ!蛇だ!といろんな声があがってましたが、みなさんは何に見えますか?

しかし不思議ですよね~。
どうやったらこのような形になるのでしょうか?
氷って溶けるか折れるかしかイメージわかないのですが、このように飴のように曲がることってあるのでしょうか????
参加者のみなさんにもぜひ鑑賞してもらいたいので、イベント当日まで残っていてくれることを祈るのみです。



洞窟の入り口にこんな足跡が。
小鳥でしょうけど、どんな鳥なのでしょうか。
今のところイベント当日の23日の天気はよさそうですが、その前に木曜金曜あたりがまた大雪になりそうな気配。
遠方から参加予定の方が多数いらっしゃるのでちょっと心配ですね。
みなさん、お気をつけてお越しください。
アプローチの雪の状況や、氷筍の出来具合を確かめに昨日下見へいってきました。

昨年は下見、当日ともに雪多く、ひどいめに遭いましたが(苦笑)、今年は出だしの登りは雪もよくしまっていて、歩きやすかったです。

今年は楽勝かな、と思いきや。。。

そんなに甘くはなく(苦笑)、2段目の登りあたりからはこの状態。

腰までのラッセルを強いられました。

峠へ最後の急登。

約825mのコルに到着。ここから40mほど下ったところに目指す洞窟はあります。

洞窟到着。果たして今年の氷筍の出来具合は???

昨年よりやや本数が少ない気がしますが、約150本の50㎝~1mに成長した氷筍が今年もしっかり形成されていました。




大きな洞窟の下に、もうひとつ氷筍が見れる小ぶりな洞窟があります。
私は実はこちらの方が好きだったりします。
なぜかというと、氷筍の形がバラエティーに富んでるからです。
氷筍は長い年月をかけて形成される鍾乳洞とかと違って、一冬限りのものですが、だからこそ毎年形が違うので、何度行っても飽きることがありません。

今回の白眉はコレ。
白鳥が首をもたげているような氷筍がありました。
他のスタッフからは龍だ!蛇だ!といろんな声があがってましたが、みなさんは何に見えますか?

しかし不思議ですよね~。
どうやったらこのような形になるのでしょうか?
氷って溶けるか折れるかしかイメージわかないのですが、このように飴のように曲がることってあるのでしょうか????
参加者のみなさんにもぜひ鑑賞してもらいたいので、イベント当日まで残っていてくれることを祈るのみです。



洞窟の入り口にこんな足跡が。
小鳥でしょうけど、どんな鳥なのでしょうか。
今のところイベント当日の23日の天気はよさそうですが、その前に木曜金曜あたりがまた大雪になりそうな気配。
遠方から参加予定の方が多数いらっしゃるのでちょっと心配ですね。
みなさん、お気をつけてお越しください。
手作りかんじきウォークと喜多方そばフェスタ - 2014.02.16 Sun
喜多方市中央公民館主催イベントの「手作りのカンジキをはいてイエローフォールを見に行こう!」第2回に行ってきました。
第1回かんじきつくりの模様は→こちらをクリック
今回第2回は第1回でつくった手作りかんじきを履いて、裏磐梯のイエローフォールへトレッキング。

喜多方プラザから裏磐梯スキー場までバスで。

吹雪強風のコンディションでしたが、とりあえず第1リフトに乗って上へ。



しかし第2リフトは止まっていたため、ここから歩いて登ります。

2週間前につくったかんじき装着。
果たして履き心地は??

軽いし、いい感じです。しかし。。。

すぐに脱げてしまい、再度チャレンジしてもその繰り返し(苦笑)。ひもがちょっと短すぎました。
でも構造的には使えそうなので、あとは足への固定方法の改良ができれば、日帰り程度の山行ならOKそうです。(僕は雪かきで使用しようかと(笑))。

しかし、第2リフト上部までなんとか登っていったものの。。。雪、風ともに強く。ここで引き返すことが決定されました。まあ、自然相手だからこういう日もあります。公民館事業ですから、無理は禁物です。

そのかわり、下りはリフトを使わず、樹林帯ウォークとなりました。

これがまた意外と楽し(笑)。

プラザに戻ると、この日初日を迎えたそばフェスタへ。
喜多方はラーメンだけではありません。
全国屈指のそば処なんです。
喜多方市内8団体のそばを一気に味わえる贅沢な日です。

まずは高郷・雷神そば。
噂にたがわぬおいしさ。

続いて上高・天満そば。
歯ごたえ充分、もちろん〇。

初日最後は、知名度全国レベル、会津山都そば。
ん?身内だから盛りがいい?(笑)
味の方はいうまでもありません~。

そして家での晩飯は。。。同じくそばフェスタに行ったおじいちゃんが買ってきたお土産そば、熱塩加納「ひめさゆりそば」。

Akibaさんからもらった「わさび大根」をすって、高遠そばにしました。

これまた絶品。

そして宮古・大下からいただいた刺身こんにゃく。幸せ(笑)。

二日目は前日食べていないそばを味わいに。

雄国そば。



岩月そば。

会津駒形そば。
どれも甲乙つけがたく、ほんと喜多方のソバのレベルの高さを再認識しました。
あとは好みの問題。
麺の細さ、コシ、のどごし、風味。
つゆの出汁のとりかた。
いっぺんに食べるとその微妙な違いもわかるかも。
来年もこの頃にやると思いますので、そば好きな方、ぜひ自分の好みにジャストフィットなソバを見つけに喜多方へお越しください。
そして。。。
次週2月22日23日はラーメンフェスタです!
こちらもぜひ!
第1回かんじきつくりの模様は→こちらをクリック
今回第2回は第1回でつくった手作りかんじきを履いて、裏磐梯のイエローフォールへトレッキング。

喜多方プラザから裏磐梯スキー場までバスで。

吹雪強風のコンディションでしたが、とりあえず第1リフトに乗って上へ。



しかし第2リフトは止まっていたため、ここから歩いて登ります。

2週間前につくったかんじき装着。
果たして履き心地は??

軽いし、いい感じです。しかし。。。

すぐに脱げてしまい、再度チャレンジしてもその繰り返し(苦笑)。ひもがちょっと短すぎました。
でも構造的には使えそうなので、あとは足への固定方法の改良ができれば、日帰り程度の山行ならOKそうです。(僕は雪かきで使用しようかと(笑))。

しかし、第2リフト上部までなんとか登っていったものの。。。雪、風ともに強く。ここで引き返すことが決定されました。まあ、自然相手だからこういう日もあります。公民館事業ですから、無理は禁物です。

そのかわり、下りはリフトを使わず、樹林帯ウォークとなりました。

これがまた意外と楽し(笑)。

プラザに戻ると、この日初日を迎えたそばフェスタへ。
喜多方はラーメンだけではありません。
全国屈指のそば処なんです。
喜多方市内8団体のそばを一気に味わえる贅沢な日です。

まずは高郷・雷神そば。
噂にたがわぬおいしさ。

続いて上高・天満そば。
歯ごたえ充分、もちろん〇。

初日最後は、知名度全国レベル、会津山都そば。
ん?身内だから盛りがいい?(笑)
味の方はいうまでもありません~。

そして家での晩飯は。。。同じくそばフェスタに行ったおじいちゃんが買ってきたお土産そば、熱塩加納「ひめさゆりそば」。

Akibaさんからもらった「わさび大根」をすって、高遠そばにしました。

これまた絶品。

そして宮古・大下からいただいた刺身こんにゃく。幸せ(笑)。

二日目は前日食べていないそばを味わいに。

雄国そば。



岩月そば。

会津駒形そば。
どれも甲乙つけがたく、ほんと喜多方のソバのレベルの高さを再認識しました。
あとは好みの問題。
麺の細さ、コシ、のどごし、風味。
つゆの出汁のとりかた。
いっぺんに食べるとその微妙な違いもわかるかも。
来年もこの頃にやると思いますので、そば好きな方、ぜひ自分の好みにジャストフィットなソバを見つけに喜多方へお越しください。
そして。。。
次週2月22日23日はラーメンフェスタです!
こちらもぜひ!
第17回 福寿草まつり - 2014.02.06 Thu
アニマルトラッキング雪原ハイク 無事終了しました! - 2014.02.05 Wed
昨年の大雪開催と違って、今年は雪が少なめの中の開催。
しかもこの日はなんと昼から「雨」の予報で、心配しながらのスタートとなりました。


下見の日のあと、ちょっとだけ降りましたが、昨年のような膝から腰までのラッセルとはならず。歩きやすいトレッキングとなりました。



今年は直近で雪が降ってないこともあり、足跡追跡には絶好のコンディション。そこここに動物の息吹を感じられました。
これはニホンリスの足跡。

これはノウサギ。
この日は曇天、無風、冷え込みの厳しくない、過ごすには最適でしたが、曇りだと肉眼でははっきり見えてる足跡も、写真ではわかりづらいですよね。。。
そこで↑の写真をちょっとみやすくコントラスト強めに画像処理したものが↓

実際の肉眼では肉球や爪のあとまでわかるいいコンディションでした。

足跡のところにフンがふたつ。ここでふんばってやったのかな?それともジャンプするときに「ばっこむぐっちゃった」のかな?
そんな光景をイメージするだけで、思わず笑みがこぼれてしまうのは私だけでしょうか?(笑)

前にも書きましたが、ウサギは前足をたてについたのち、両足ピョンとその前につくので、こういった足跡の形になります。


と、会員の高橋さんが、道をそれて何かをとってきてくれました。

キハダでした。

キハダの樹皮からコルク質を取り除いて乾燥させたものは、生薬の黄檗(おうばく、「黄柏」とも書きます)として知られていて、メグスリノキとならんで結構貴重です。

実は、昔からアイヌを代表とする東北の人々は生で食べたり、干したものを保存しておいて煮物に入れたり、出汁で煮豆を作ったりしていたそうで、一粒私も口にしてみました。
一瞬甘みを感じたあとは、漢方薬っぽい強烈な苦みと香辛料っぽいピリピリ感が口の中に広がり。。。いかにも体によさそうな感じ(笑)。クセになりそうです。



これは「ヤドリギ」の黄色い実。
よく山間部へいくと、見慣れたミズナラや桜の木になんだか鳥の巣のようなものがいっぱいできてるのを見たことある人は多いかと思いますが、その正体がコレ。
名前のとおり、ある木の枝に寄生して育っていきます。
昔、アメリカでクリスマスを迎えたとき、ツリーを飾るオーナメントにはヤドリギを模した「Kissing Ball」ていうのがあったり、実際クリスマスの日には恋人達がヤドリギの下でキスをするという習慣があるのを知りました。そうすれば二人は永遠に結ばれるという言い伝えがあるとか。
山都はホンモノのヤドリギだらけです。
これってクリスマスの集客イベントに使えないかな、なんてちょっと思ってます(笑)。

スギの樹林帯に入ると、なにやらナイフで皮を削り取ったような跡がそこここに。

その木の下にはニホンリスの足跡がいっぱい。

巣を写真にはおさめられませんでしたが、実はニホンリスは木の皮をはいで、こんな感じの繊維状にして木の上に巣をつくるのです。

そして、昨年は堤の湖面には降りなかったのですが、今年は下見の段階で結氷状態がばっちりなのを確認したので、ちょっと変えて氷上を歩くコースにしました。


↑これは無雪期の高沢堤の写真ですが、湖面にはきれいな中ノ島があるんです。
で、島には立派な石碑があるって聞いてたんですが、普段近づくことはできないし実際間近で見た人はいなく、今回は確認する絶好のチャンス(笑)。

島へ上陸。

ウワサの?石碑、発見!


半分は雪の中でしたので、掘り起こします。

しかし、何が書かれているか見えづらく、よくわかりません。
そこで、雪をこすり付けてみたら。。。。

字がくっきりと浮かび上がってきました。
「弁財天」と書かれていました。
ついに我々取材班は、長年謎だったこの事実を明らかにしたのです!(笑)

弁財天を囲んで。

そして続いて私がやりたかったこと。
果たして堤の氷の厚さはどれくらいか?
その調査です。

私が普段、檜原湖でのワカサギ釣りで愛用している氷ドリルをかついできましたので、さっそく穴あけを。



おおよそですが、雪が50㎝、その下に50㎝くらい氷が張ってました。だいたい檜原湖と同じくらいかなという印象でした。
今度は竿持ってきて、魚の調査もしたいですね(笑)。

みんな、好きな場所に穴あけ体験。

この↑お方、神奈川県から来てくださった、昨年の喜多方・夢・アートプロジェクトの参加アーティスト滝沢さんです。(そのときの作品展示の模様は→こちらをクリック)
そのときの滝沢さん映像作品↓

そしてでました!エミコさんの干し柿タイム。

メチャクチャうまいんです、これが。

湖面にはキツネの足跡がありました。直線状になるのが特徴のひとつです。(この写真も見やすくなるようちょっとコントラスト加工しました)。


↑↓どっちもウサギの足跡ですが、傾斜や雪質、ゆっくりか急いでるかでだいぶ形が変わるから面白いですね。


昨年も同じ場所にあったような?? 宇宙から来た小人たちの基地が隠れている雪玉(笑)。

ニホンリス。ほんと今回は肉球の形まではっきりわかる、かわいい足跡が多かったです。


もし、フィールドで足跡をみつけたら、その足跡をつけた動物が生きている限り、足跡のつながりの一番先には必ず動物がいる。
もしその動物が見たいならば、あとは時間の問題でしかない。
そして、足跡が読めたなら、その動物を「見る」という行為は、さほど重要なことではない。
~ アーネスト・T・シートン ~

並列ウサギ。

ここはウサギのメインストリートみたいですね(笑)。

さっき、石碑を掘ったり、氷上に穴を開けたりした高沢堤の湖面がもうあんな下に。


エミコさん、遠方からの参加者にプレゼントしている手作り箸の材料、クロモジの枝を選定中。

そして今回のトレッキングの一番高い地点、「久須賀森馬頭観音堂」へ。

下見で来たときの記事にちょっと書きましたが、今年は雪はそれほどでないものの寒い日が続いていて、普通なら落ちるはずの雪が落ちておらずお堂がやばい状態にあったので、最初から雪おろしするつもりでみんなにスコップをかついできてもらいました。

久須賀森馬頭観音堂は、応徳2年(1085年)建立と伝わります。
前九年の役の際、八幡太郎義家公が奥州征伐に向かう途中、この地にさしかかったときに義家公の馬が腹痛をおこし難儀したので、ここに馬頭観世音を建立したところ治ったとのこと。
それ以来、馬病、産馬について祈念すれば霊験あらたかと伝わっています。

反対側の屋根は重みで破損しています。



動画↓



ん?この人は何をしてるのでしょう??(笑)
(※もちろん上の人もわかっていて安全は確保できてます)

最初にやっていた人たちは大ベテランなので簡単そうにみえるけど、実は都会の人がやってみると難しい、という図(笑)。

しっかり屋根の雪下ろしは完了しました。

そのあとは、外にある馬頭観音の石碑の掘り起し。



弁財天の碑と同じく、雪をこすりつけると字がはっきりと読めました。


そして、一気に下ります。
昨年は前転して転がっていった人もいた急坂。



滑り台動画↓



↓ツルウメモドキ。↑ 食用ではないですが、実が美しく、よく生け花とかで使われますね。


そしてトレッキング終了。
そのあとは近くのそば処宮古へおそばを楽しみに。
そば処宮古での今回のお店は、昨年と同じ
「大下(おおしも)」。
喜多方市山都町蓬莱字殿屋敷3380-1
0241-38-2570
店主 関口 高志
営業は予約に応じてで、団体は2日前までに要予約。普段はのれんすらかかってない「幻」の店です(笑)。
そのぶん、そば粉は自家栽培したものを自家製粉というこだわり。
つゆはかつおや昆布だしに大根おろし汁。
あとは自家栽培のコンニャク芋でつくる刺身コンニャク(11月~3月の冬場のみ)が食べれます。

↓↓↓↓↓

大下は昨年夏に発売された美味しんぼ110巻に載ったお店です。


お皿の柄もまったく同じ、刺身こんにゃく。自家製で絶品です。


一杯目は冷たいおそばで。
そば自体のうまさは言うまでもないですが(笑)、大下はだしの効いたおつゆに上品に大根おろしが最初からくわえられている、ツユが特においしいです。

二杯目はあったかいそばで。
大根いっぱいのけんちんです。

これもおいしいのですが、僕はやっぱり冷たい方が好み。冷たいそばをおかわりしました(笑)。

店主の関口さんが、自家製こんにゃく芋を持って登場。

上の写真は下向いちゃってて、わかりずらいかもしれませんが、この美味しんぼの顔、かなり似てます(ホンモノより毛が多すぎ?(笑))。

コンニャク芋は成長がゆっくりで、この写真ので3年から5年たってるそうで、植え継いだり、冬には凍らないよう注意したり、いろいろ大変なようです。


できあがったこんにゃくも見せていただきました。
作り方も興味深いです。

奥さんともいろいろお話して、来年あたりにG.T.新イベントとしてこんにゃく作り教室を開催する方向で考えています。
面白くなりそうですので、乞うご期待。
と、長くなりましたが、そんな感じで、今年のアニマルトラッキング雪原ハイクは昨年以上に楽しく無事終了しました。
次は2月23日、氷筍洞窟トレッキングです。
しかもこの日はなんと昼から「雨」の予報で、心配しながらのスタートとなりました。


下見の日のあと、ちょっとだけ降りましたが、昨年のような膝から腰までのラッセルとはならず。歩きやすいトレッキングとなりました。



今年は直近で雪が降ってないこともあり、足跡追跡には絶好のコンディション。そこここに動物の息吹を感じられました。
これはニホンリスの足跡。

これはノウサギ。
この日は曇天、無風、冷え込みの厳しくない、過ごすには最適でしたが、曇りだと肉眼でははっきり見えてる足跡も、写真ではわかりづらいですよね。。。
そこで↑の写真をちょっとみやすくコントラスト強めに画像処理したものが↓

実際の肉眼では肉球や爪のあとまでわかるいいコンディションでした。

足跡のところにフンがふたつ。ここでふんばってやったのかな?それともジャンプするときに「ばっこむぐっちゃった」のかな?
そんな光景をイメージするだけで、思わず笑みがこぼれてしまうのは私だけでしょうか?(笑)

前にも書きましたが、ウサギは前足をたてについたのち、両足ピョンとその前につくので、こういった足跡の形になります。


と、会員の高橋さんが、道をそれて何かをとってきてくれました。

キハダでした。

キハダの樹皮からコルク質を取り除いて乾燥させたものは、生薬の黄檗(おうばく、「黄柏」とも書きます)として知られていて、メグスリノキとならんで結構貴重です。

実は、昔からアイヌを代表とする東北の人々は生で食べたり、干したものを保存しておいて煮物に入れたり、出汁で煮豆を作ったりしていたそうで、一粒私も口にしてみました。
一瞬甘みを感じたあとは、漢方薬っぽい強烈な苦みと香辛料っぽいピリピリ感が口の中に広がり。。。いかにも体によさそうな感じ(笑)。クセになりそうです。



これは「ヤドリギ」の黄色い実。
よく山間部へいくと、見慣れたミズナラや桜の木になんだか鳥の巣のようなものがいっぱいできてるのを見たことある人は多いかと思いますが、その正体がコレ。
名前のとおり、ある木の枝に寄生して育っていきます。
昔、アメリカでクリスマスを迎えたとき、ツリーを飾るオーナメントにはヤドリギを模した「Kissing Ball」ていうのがあったり、実際クリスマスの日には恋人達がヤドリギの下でキスをするという習慣があるのを知りました。そうすれば二人は永遠に結ばれるという言い伝えがあるとか。
山都はホンモノのヤドリギだらけです。
これってクリスマスの集客イベントに使えないかな、なんてちょっと思ってます(笑)。

スギの樹林帯に入ると、なにやらナイフで皮を削り取ったような跡がそこここに。

その木の下にはニホンリスの足跡がいっぱい。

巣を写真にはおさめられませんでしたが、実はニホンリスは木の皮をはいで、こんな感じの繊維状にして木の上に巣をつくるのです。

そして、昨年は堤の湖面には降りなかったのですが、今年は下見の段階で結氷状態がばっちりなのを確認したので、ちょっと変えて氷上を歩くコースにしました。


↑これは無雪期の高沢堤の写真ですが、湖面にはきれいな中ノ島があるんです。
で、島には立派な石碑があるって聞いてたんですが、普段近づくことはできないし実際間近で見た人はいなく、今回は確認する絶好のチャンス(笑)。

島へ上陸。

ウワサの?石碑、発見!


半分は雪の中でしたので、掘り起こします。

しかし、何が書かれているか見えづらく、よくわかりません。
そこで、雪をこすり付けてみたら。。。。

字がくっきりと浮かび上がってきました。
「弁財天」と書かれていました。
ついに我々取材班は、長年謎だったこの事実を明らかにしたのです!(笑)

弁財天を囲んで。

そして続いて私がやりたかったこと。
果たして堤の氷の厚さはどれくらいか?
その調査です。

私が普段、檜原湖でのワカサギ釣りで愛用している氷ドリルをかついできましたので、さっそく穴あけを。



おおよそですが、雪が50㎝、その下に50㎝くらい氷が張ってました。だいたい檜原湖と同じくらいかなという印象でした。
今度は竿持ってきて、魚の調査もしたいですね(笑)。

みんな、好きな場所に穴あけ体験。

この↑お方、神奈川県から来てくださった、昨年の喜多方・夢・アートプロジェクトの参加アーティスト滝沢さんです。(そのときの作品展示の模様は→こちらをクリック)
そのときの滝沢さん映像作品↓

そしてでました!エミコさんの干し柿タイム。

メチャクチャうまいんです、これが。

湖面にはキツネの足跡がありました。直線状になるのが特徴のひとつです。(この写真も見やすくなるようちょっとコントラスト加工しました)。


↑↓どっちもウサギの足跡ですが、傾斜や雪質、ゆっくりか急いでるかでだいぶ形が変わるから面白いですね。


昨年も同じ場所にあったような?? 宇宙から来た小人たちの基地が隠れている雪玉(笑)。

ニホンリス。ほんと今回は肉球の形まではっきりわかる、かわいい足跡が多かったです。


もし、フィールドで足跡をみつけたら、その足跡をつけた動物が生きている限り、足跡のつながりの一番先には必ず動物がいる。
もしその動物が見たいならば、あとは時間の問題でしかない。
そして、足跡が読めたなら、その動物を「見る」という行為は、さほど重要なことではない。
~ アーネスト・T・シートン ~

並列ウサギ。

ここはウサギのメインストリートみたいですね(笑)。

さっき、石碑を掘ったり、氷上に穴を開けたりした高沢堤の湖面がもうあんな下に。


エミコさん、遠方からの参加者にプレゼントしている手作り箸の材料、クロモジの枝を選定中。

そして今回のトレッキングの一番高い地点、「久須賀森馬頭観音堂」へ。

下見で来たときの記事にちょっと書きましたが、今年は雪はそれほどでないものの寒い日が続いていて、普通なら落ちるはずの雪が落ちておらずお堂がやばい状態にあったので、最初から雪おろしするつもりでみんなにスコップをかついできてもらいました。

久須賀森馬頭観音堂は、応徳2年(1085年)建立と伝わります。
前九年の役の際、八幡太郎義家公が奥州征伐に向かう途中、この地にさしかかったときに義家公の馬が腹痛をおこし難儀したので、ここに馬頭観世音を建立したところ治ったとのこと。
それ以来、馬病、産馬について祈念すれば霊験あらたかと伝わっています。

反対側の屋根は重みで破損しています。



動画↓



ん?この人は何をしてるのでしょう??(笑)
(※もちろん上の人もわかっていて安全は確保できてます)

最初にやっていた人たちは大ベテランなので簡単そうにみえるけど、実は都会の人がやってみると難しい、という図(笑)。

しっかり屋根の雪下ろしは完了しました。

そのあとは、外にある馬頭観音の石碑の掘り起し。



弁財天の碑と同じく、雪をこすりつけると字がはっきりと読めました。


そして、一気に下ります。
昨年は前転して転がっていった人もいた急坂。



滑り台動画↓



↓ツルウメモドキ。↑ 食用ではないですが、実が美しく、よく生け花とかで使われますね。


そしてトレッキング終了。
そのあとは近くのそば処宮古へおそばを楽しみに。
そば処宮古での今回のお店は、昨年と同じ
「大下(おおしも)」。
喜多方市山都町蓬莱字殿屋敷3380-1
0241-38-2570
店主 関口 高志
営業は予約に応じてで、団体は2日前までに要予約。普段はのれんすらかかってない「幻」の店です(笑)。
そのぶん、そば粉は自家栽培したものを自家製粉というこだわり。
つゆはかつおや昆布だしに大根おろし汁。
あとは自家栽培のコンニャク芋でつくる刺身コンニャク(11月~3月の冬場のみ)が食べれます。

↓↓↓↓↓

大下は昨年夏に発売された美味しんぼ110巻に載ったお店です。


お皿の柄もまったく同じ、刺身こんにゃく。自家製で絶品です。


一杯目は冷たいおそばで。
そば自体のうまさは言うまでもないですが(笑)、大下はだしの効いたおつゆに上品に大根おろしが最初からくわえられている、ツユが特においしいです。

二杯目はあったかいそばで。
大根いっぱいのけんちんです。

これもおいしいのですが、僕はやっぱり冷たい方が好み。冷たいそばをおかわりしました(笑)。

店主の関口さんが、自家製こんにゃく芋を持って登場。

上の写真は下向いちゃってて、わかりずらいかもしれませんが、この美味しんぼの顔、かなり似てます(ホンモノより毛が多すぎ?(笑))。

コンニャク芋は成長がゆっくりで、この写真ので3年から5年たってるそうで、植え継いだり、冬には凍らないよう注意したり、いろいろ大変なようです。


できあがったこんにゃくも見せていただきました。
作り方も興味深いです。

奥さんともいろいろお話して、来年あたりにG.T.新イベントとしてこんにゃく作り教室を開催する方向で考えています。
面白くなりそうですので、乞うご期待。
と、長くなりましたが、そんな感じで、今年のアニマルトラッキング雪原ハイクは昨年以上に楽しく無事終了しました。
次は2月23日、氷筍洞窟トレッキングです。
第17回 山都寒晒しそばまつり - 2014.02.04 Tue
かんじき作り体験 - 2014.02.03 Mon
昨日はアニマルトラッキング雪原ハイクを行い、天気も持ちこたえ昨年より盛りだくさんで楽しいイベントとなりました。
そのご報告は後にまわし、その前日2月1日に行われた喜多方市中央公民館主催イベントの「手作りのカンジキをはいてイエローフォールを見に行こう!」第1回に参加してきましたので、そちらの話を先にご報告します。


まず、受付済まし、思い思いの席に着くと、目の前にはホースが。
なんだろう、これで形をととのえたりするのかな、と思ったらなんと!
ネマガリダケは細工も難しいし、なにより手配が間に合わなかったので、このホースを使ってかんじきを作ると(苦笑)。(個人的には予算の都合もあったのかな、とも思いますが)

でも考え直せば、これはこれで面白そうだし、実際使えるのであれば、今後も自分で作りやすいですね。

まずはビニールテープで仮止めして、針金で固定します。

で、実際足をのせる部分を自分のサイズにあわせながら、組みます。(これはネマガリダケ使用)





竹組みをホースにくくりつけて完成。

第二回は2月15日、これをはいてあの裏磐梯のイエローフォールに行きます。
果たしてヘヴィ級の私のウェイトにこのかんじきが耐えられるのか。。。
乞うご期待です!(笑)
そのご報告は後にまわし、その前日2月1日に行われた喜多方市中央公民館主催イベントの「手作りのカンジキをはいてイエローフォールを見に行こう!」第1回に参加してきましたので、そちらの話を先にご報告します。


まず、受付済まし、思い思いの席に着くと、目の前にはホースが。
なんだろう、これで形をととのえたりするのかな、と思ったらなんと!
ネマガリダケは細工も難しいし、なにより手配が間に合わなかったので、このホースを使ってかんじきを作ると(苦笑)。(個人的には予算の都合もあったのかな、とも思いますが)

でも考え直せば、これはこれで面白そうだし、実際使えるのであれば、今後も自分で作りやすいですね。

まずはビニールテープで仮止めして、針金で固定します。

で、実際足をのせる部分を自分のサイズにあわせながら、組みます。(これはネマガリダケ使用)





竹組みをホースにくくりつけて完成。

第二回は2月15日、これをはいてあの裏磐梯のイエローフォールに行きます。
果たしてヘヴィ級の私のウェイトにこのかんじきが耐えられるのか。。。
乞うご期待です!(笑)