地域おこし協力隊☆初そばぶち - 2015.12.09 Wed

山都で脈々と受け継がれてきた山都そば。
その山都そばを継承し、さらなる発展を目指すため、
今年山都町には山都地区2名、宮古地区1名の地域おこし協力隊の方が来てくださいました☆
日々そば協会の方々の指導の下、山都そばについて学んでいます♪


今日は山都地区地域おこし協力隊・岩瀬さん、富澤さんの『初そばぶち』でした！

講師はそば協会の五十嵐正次さん。蕎邑でそばぶちをしています！


麺棒はそばを延ばすのし棒と、延ばしたものを巻いたり向きを変える時に使う巻棒の2種類を使うそうです。
新品はすべらないため蜜蝋を塗って手入れをします。

いよいよそばぶち！
そば粉700ｇにお湯300ｍｌを加えます。

小麦を混ぜたそばの場合、小麦に含まれるグルテンが水で糊化しますが、十割そばの場合はそば粉に含まれるでんぷんが糊化するのに61度以上のお湯が必要です。
混ぜているうちに温度が下がるので沸騰しているお湯を入れます。

お湯を入れたらこねるのではなく全体に撹拌します。



水を100ｍｌ加え、さらにまぜた後まとめていきます。


かなり力がいる作業のようです。

まとめたそば粉をのし棒で延ばしていきます！

五十嵐さんは簡単そうに延ばしていきますが…


均一に延ばすのは難しいようです。


大きくなってきたら巻棒で手前の生地を巻いて、残りの部分を延ばしていきます。

五十嵐さんが延ばしたそば★端まで均一な薄さで形も綺麗！！

延ばしたそばを折り畳んで、切っていきます！


そばぶち実演なんかで見るとあまりの手際の良さに簡単そうに見えますが…（笑）
本当は同じ幅に切るって難しいんですね…


初めてのそばぶちに真剣に取り組む姿がとても印象的でした☆
これからも山都のおいしいそばを受け継いでいくために頑張っていただきたいですね♪





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