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2017-09

三津谷の登り窯の火入れを見てきました - 2013.03.26 Tue

私のウチから車で10分くらいのところに喜多方市指定有形民俗文化財で、さらに経産省の「近代化産業遺産」にも認定されている歴史ある立派な登り窯があります。

「三津谷の登り窯」

明治23年、新潟・亀田出身の樋口市郎氏は、この地の良質な粘土と燃料となる豊富な松に注目して移住し、7段式の登り窯を築造しました。
その後、2代目喜市氏のときに現在のような十連式になったそうです。
喜多方では明治10年代に大火があり、防火性に優れた瓦屋根や蔵の需要が高まり、市郎氏は高い防火性、防湿性を考え、煉瓦に益子焼の釉薬の使用を考案しました。

煉瓦の製造は明治から大正にかけてがピークで、昭和に入ると電気焼成の大規模瓦工場が生まれ、さらに輸送網も整備され安価な瓦が出回りだし、三津谷の登り窯は衰退の一途をたどり、昭和45年に閉窯となったそうです。

しかし、昭和57年に市の文化財指定を受け、再び開窯しました。

さらに平成19年に近代化産業遺産に認定されるにあたり、登り窯で実際に煉瓦を焼成し、その技術やノウハウを習得・記録して次代に伝えることを目的として平成20年から「再生プロジェクト」の活動が開始されました。

今回3月22日~24日まで煉瓦をつくる火入れを行うとお誘いいただいたので、見学に行ってきました。

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初日だったので、まだ1番目と2番目のみにくべて、温度を上げている状態でした。

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それでもこの時点で800℃以上。かなり高温になっていました。
最終的には1200℃くらいまで持っていくとのこと。

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穴から見ると炎が昇っていってるのがわかります。

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私も少し、くべるのを体験させていただきました。
長いのを奥へ。短いのは手前に放り込んでいきます。

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火の様子をみながら三日三晩ひたすらに。
根気のいる作業です。

「遺産」という名がついてますが、いまだ現役。
担当の方は「採算とれるならフル稼働させられるのに」、とおっしゃってました。

窯もそうですが、再生プロジェクトの目的にあるように、「ノウハウ」こそが最大の文化遺産。
なんとか存続していってほしいものです。

IMG_1860.jpg


火入れは24日夕刻に終了。
一週間おいて煉瓦を取り出すのは30日朝からだそうです。

都合つけばそのときまた行ってみようと思ってます。
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