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2018-04

飯豊連峰縦走 大日杉~飯豊山~北股岳~朳差岳~大石ダム - 2013.08.22 Thu

8月16日~19日の3泊4日で、飯豊連峰を縦走してきました。
水場等の問い合わせが多いので、主にそれを中心にご紹介いたします。


8月16日(1日目)晴れ
大日杉~地蔵岳~御坪~切合小屋
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入山したのは飯豊町大日杉ルート。いきなり「ザンゲ坂」といわれる急坂があります。

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すごいですねえ、主幹は空洞化しているのに上部は元気に青々とした葉をつけています。

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長之助清水。ちょっとだけ道をそれて下ります。

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冷たくておいしい水がしっかり出ていました。

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御田にある杉の巨木。巨木マニアの私はその堂々たる風格にうっとり。

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今回、数は多くなかったものの、最初から最後まで4日間ずっと見ることができたアサギマダラ。きっと暑い間は飯豊で過ごしているのでしょうね。またデコ平へマーキングに行きたくなってきました。

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暑さにやられ、ヘロヘロになりながら地蔵岳に到着。
この日はあわよくば本山小屋まで行ってしまおうと目論んでいたのですが、早々にあきらめて切合小屋に変更したのでした(苦笑)。

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写真左から来て、ここ地蔵岳で鋭角に右へ折れて下ります。せっかく稼いだ高度が。。。(悲)

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直下の地蔵清水の様子も見てみたのですが、雪は完全に融け、枯れていました。

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暑さに弱く汗っかきな私は水分補給が生命線。
残量が気になるところでようやく「目洗い清水」へ到着。
ここは結構下りますが(写真中央上の黒くちょっと岩肌が露出している地点が水場)、迷わず補給へ。

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ここもおいしい水が出ています。

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御坪。

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切合小屋が見えました。まだ遠いなあ(苦笑)。

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このへんからはダケカンバの原生林が続き、楽しいです。

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種蒔山直下の沢へ到着。
水もおいしい、浴びてすっきり、まさに天上の楽園です。

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残雪が多い場所はようやくチングルマが咲いていました。

そしてこの日は切合小屋泊。
1日目 総移動時間9時間(食事、休憩、道草含む)



8月17日(二日目) 晴れのちガス
切合小屋~飯豊山~御西小屋~烏帽子岳~海花皮小屋
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5時に切合小屋を出発。草履塚への登り。1か月前はびっしりの雪渓の上を歩きましたが、今回はこのとおり登山道が露出していました。

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草履塚直下、トトロを彷彿とさせる木の「トンネル」。

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草履塚。
ここから先がいわゆる「聖域」で、かつての信仰登山者はここで下界からの草履を脱ぎ捨て、素足で登ったとも、新品に履き替えて登ったとも言われています。

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大日岳がくっきり見えていました。
薄曇りで、比較的涼しく、助かりました。

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「御秘所」と飯豊本山方面。

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「姥権現」。
その昔、飯豊山が女人禁制の山だった頃、中通りから3人の姉妹が飯豊山に登りに向かってきましたが、まず一番下の妹が猪苗代の関都で倒れ、山都の相川で二番目の妹も倒れ、最後まで頑張った一番上のお姉さんもここ姥ノ前の辺りで力尽き、女人禁制の禁を破ったため石仏になってしまったという伝説があります。
関都と相川と姥の前の御婆様を会津の三御婆様といい、安産の神様とされています。

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本山小屋下の水場。
この日はそれほど水に困る感じではなかったですが、確認のため汲みにいきました。

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雪渓は融けて水場は露出していい水が出てました。

本山小屋で小屋の主人にお土産を渡してしばらく話をしたあと、飯豊山へ。

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イイデリンドウ、そこここに咲いていました。
ここの固有種というだけで、他の花よりワンランク上の気がして、なんだかじっくり愛でたくなります。

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飯豊山頂、2105m。
6度目です。

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大日岳はガスの中になってしまいました。

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ヨツバシオガマ。

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ニッコウキスゲ。

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このへんからずっ~と3日間、タカネマツムシソウが咲き乱れていました。

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あとすごかったのがコバイケイソウ。これもずっと最後まで稜線のそこここに咲き乱れていました。
写真ではわかりずらいですが、奥の白の点々はチングルマの大群落。

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御西小屋が見えてきました。

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御西小屋の下の水は結構下るのですが、いい水出ています。

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大日岳は雲の中だったので、時間的にも厳しいのでピストンをあきらめ、海花皮小屋を目指します。

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おととしも通ったルートですが、御西~海花皮間は烏帽子岳をはじめ、登ったり下りたり繰り返し、結構ハードです。

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御西小屋から4時間以上、ようやく海花皮小屋が見えました。

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海花皮小屋の水「治二清水」はほぼ平行に30m。

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水量豊富で、冷やし用のタルもあります。

この日は海花皮小屋泊。
2日目 総移動時間11時間(食事、休憩、道草含む)



8月18日(3日目) 霧のち晴れ
海花皮小屋~北股岳~門内岳~頼母木山~大石山~鉾立峰~朳差小屋
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海花皮小屋を出発、いきなり40分登り、北股岳(2024m)山頂。
2年前も今回も、北股岳の展望は見れませんでした。またおいで、ってことですね(苦笑)。

この後もこの日は頼母木山あたりまではずっとガスの中、さらに強風だったのですが、初日の暑さを考えると、私にとっては天の助けのようなコンディションでした(笑)。

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門内岳(1887m)山頂。

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頼母木山(1730m)山頂。 ガスのため展望なし。

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頼母木小屋が見えました。
このへんからガスが晴れてきました。

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頼母木小屋は、飯豊連峰随一といっていい豊富な水があります。

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ロケーションもいいし、今度はここ泊まりで計画したくなりました。

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秋は草もみじが絶対きれいでしょうね~。

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足の松尾根との分岐・大石山を過ぎ、鉾立峰(写真左上)への登り。遠く一番奥に見えるのが目指す朳差岳(えぶりさしだけ)。

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鉾立峰(1573m)。
360度大パノラマでした。

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振り向けば、遠く北股岳はじめ、歩いてきた道筋が。

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飯豊の先駆者、藤島玄氏のレリーフ。

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ハクサンフウロ。

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タカネナデシコ。

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13:30に朳差小屋に到着。
ここから下山に6時間・・・そのまま下山しちゃうことも少し考えましたが、やっぱりもったいないし、のんびりしようってことで、まだ午後一でしたが朳差小屋停滞決定。

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まずは小屋からすぐの朳差岳(1636.4m)山頂へ。

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そして晩飯と明日の行動用の水確保へ。
噂には聞いていましたが、これがメッチャ遠く、メッチャ下り、大仕事に(苦笑)。

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どんどんどんどん下っていきます。
写真の谷のさらに下へ。

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10分以上下り、プールはちょっと汲むのをためらわれるような溜まりだったので、流れているところを探し、うまく石を組んでご覧のとおり気長に取水。

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登り返すのに一汗も二汗もかきました。
下って、汲んで、登って戻るのになんと30分以上かかってしまいました(苦笑)。

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朳差小屋の夕焼け。

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日が沈むと、今度はぽっかり月が浮かんでいました。

というわけでこの日は朳差小屋泊。 
3日目 総移動時間7時間30分(食事、休憩、道草含む)




8月19日(4日目最終日) 晴れ
朳差小屋~朳差岳~カモス峰~林道終点~東俣彫刻公園
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夜明けにあわせて出発、朳差岳山頂でご来光。

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やはり厳かな気持ちになるし、同時に、いいことあるかなという予感が(この瞬間自体が「いいこと」なのかもしれませんが(笑))。

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前朳差岳を過ぎると、あとはひたすら「下界」へ降りていく行為。
またどんどん気温が上がり、初日と同様熱中症気味になり、水の残りを気にしながらの下山でした。
(この日の行程には林道終点まで途中まったく水場がありません。)

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前朳差から下りに下り4時間、ようやく林道終点、東俣川に到着。浴びるように水を飲みました(苦笑)。

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橋の上がアブもいなく、涼しい風が通るので、絶好の昼寝場所。

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そして少しだけ復活したあと、最後の試練、林道歩きです(苦笑)。
ものすごいアブの数で、たまらず防虫ネットをかぶって歩きました。
マップだと1時間ですが、ヘロヘロだったので1時間半くらいかかりました(苦笑)。

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そして最後の水場情報。
昭文社「山と高原地図」には載っていませんが、東俣彫刻公園車止めの手前15分くらいのところにいい水が出ています。

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車止めゲートのすぐ先には。。。

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東俣彫刻公園、ゴール!!!

いや~、メッチャ暑かったけど、天気に恵まれ、いい山行になりました。
やっぱり飯豊は懐が深く、人も少なくていいですね。
秋にまた登ろうと思っています。

4日目 総移動時間8時間(食事、休憩、道草含む)


今回の行程
8月16日 大日杉登山口~御田~地蔵岳~御坪~切合小屋
8月17日 切合小屋~草履塚~御秘所~飯豊山~御西~天狗岳~天狗の庭~烏帽子岳~海花皮岳~海花皮小屋
8月18日 海花皮小屋~北股岳~門内岳~胎内山~扇ノ地紙~地神山~頼母木山~大石山~鉾立峰~朳差小屋
8月19日 朳差小屋~朳差岳~前朳差岳~千本峰~権内ノ峰~カモス峰~林道終点~東俣彫刻公園

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