雑穀おむすびの結その5 大豆収穫、干し柿づくり、脱穀 - 2014.11.25 Tue
11月22-23日に雑穀おむすびの結シリーズの第5回、大豆収穫、干し柿づくり、雑穀おとお米の脱穀を行いました。
まずは初日の模様を。
(1日目)

雑穀畑はほぼ収穫も完了し、冬の装い。

今回はその中でまだ未収穫の大豆の収穫作業から始まります。








大豆は茎が太いので、刈るのに結構苦戦していた方もいましたが、慣れてくるとペースもあがり、かなりの収穫。


大豆収穫後は、干し柿づくりを。
柿をつるす縄をなうところからはじまります。
まずは縄ない用のワラを打って柔らかくします。


そして縄を綯います。



みてくれや完成度はともかく(笑)、みなさんそれなりにクリアー。

つづいて柿の皮むき。

柿はこうやって枝に鈴なりについています。

それをひとつひとつこんな感じに「T」の字に枝を残して切ります。

そのT字を縄のよりの間に差し込んで固定します。





吊るす前に一瞬熱湯にくぐらせて、カビの発生を防ぎます。



おいしい干し柿を食べれるの、楽しみですね。

そして初日の作業終了、いいでのゆで汗を流したのち、黒森山荘で恒例の交流会。

この日のメイン、「モチキビボール入り雑穀甘酒キムチ鍋」。
車麩、白菜、豆腐、ニラ、モチキビボールなどが入ってます。

右側の器に入っている「甘酒コチュジャン」というピり辛みそをお好みでくわえます。

モチキビボール。美味美味。

右上:カブとリンゴとフノリの柿梅酢和え。
左下:ヒエとヤマイモのフリッター。面白いことになぜか白身魚のような味と食感。ノリがついてるのは、魚の皮をイメージしてるとか(笑)。

ごはんはモチアワ入り。モッチモチしててさらに香ばしく味があって、食べ過ぎちゃいます(苦笑)。

けんちん汁は野菜たっぷり。
にんじん、だいこん、ごぼう、かぼちゃ、こんにゃく、さといもなど。

さつまいものきんつば。
さつまいもを塩蒸しして、タカキビ粉の衣をつけて焼いたもの。

これがまたおいしい、ヤマイモのフライ(手前)とモチキビチーズコロッケ(奥)。

コロッケはブロッコリーとニンニク入りポテトサラダにとろーりモチキビ入ってます。
絶品です!(笑)
(二日目)
いよいよ脱穀作業です。

ドンモ。。ヤイダ。。て? いえいえダイヤモンドですね。
去年やおととしの山都G.T.稲作体験でも使った、昔ながらの足踏み式脱穀機です。


まずはタカキビを脱穀します。

足でペダルを踏んでドラムを回転させ、そこに束を押し付けて実をそいでいきます。





結構とれました。
これを唐箕にかけます。

これが唐箕(とうみ)です。
左の風車をまわして風を送り、上から落とす穀物から、籾殻や屑などを吹き飛ばして取り除く装置です。
「唐」ということからもわかるように中国から伝来したようですが、足踏み式脱穀機が明治の末期の発明品という比較的新しいものであるのに比べ、この唐箕はなんと江戸時代からすでに使われていたのだそうです。
この唐箕が日本で初めて紹介された本というのが、何を隠そう、会津の誇る名著「会津農書」(1684年編纂)なのです!


風の強さを調整しながら、上から脱穀したものを落としていくと、手前に一番重い必要な穀物が選別されて出てきます。

正面方向には一番軽い主に夾雑物が飛んで出ます。

二番出口にはその中間の重さのもの。この中には実の入ってるものも混ざってるので、これをもう一度唐箕にかけて選別します。

これが夾雑物が取り除かれたタカキビ。


続いてお米の脱穀。

こちらも唐箕にかけて。



籾摺り機へ。

玄米になりました。
来月食べるの楽しみですね。

最後にモチキビを脱穀しました。

次回その6は今日午前中にアップしたように12月13-14日開催です。
こんにゃくづくり体験と収穫祭。
ご興味ある方ぜひご参加ください。
まずは初日の模様を。
(1日目)

雑穀畑はほぼ収穫も完了し、冬の装い。

今回はその中でまだ未収穫の大豆の収穫作業から始まります。








大豆は茎が太いので、刈るのに結構苦戦していた方もいましたが、慣れてくるとペースもあがり、かなりの収穫。


大豆収穫後は、干し柿づくりを。
柿をつるす縄をなうところからはじまります。
まずは縄ない用のワラを打って柔らかくします。


そして縄を綯います。



みてくれや完成度はともかく(笑)、みなさんそれなりにクリアー。

つづいて柿の皮むき。

柿はこうやって枝に鈴なりについています。

それをひとつひとつこんな感じに「T」の字に枝を残して切ります。

そのT字を縄のよりの間に差し込んで固定します。





吊るす前に一瞬熱湯にくぐらせて、カビの発生を防ぎます。



おいしい干し柿を食べれるの、楽しみですね。

そして初日の作業終了、いいでのゆで汗を流したのち、黒森山荘で恒例の交流会。

この日のメイン、「モチキビボール入り雑穀甘酒キムチ鍋」。
車麩、白菜、豆腐、ニラ、モチキビボールなどが入ってます。

右側の器に入っている「甘酒コチュジャン」というピり辛みそをお好みでくわえます。

モチキビボール。美味美味。

右上:カブとリンゴとフノリの柿梅酢和え。
左下:ヒエとヤマイモのフリッター。面白いことになぜか白身魚のような味と食感。ノリがついてるのは、魚の皮をイメージしてるとか(笑)。

ごはんはモチアワ入り。モッチモチしててさらに香ばしく味があって、食べ過ぎちゃいます(苦笑)。

けんちん汁は野菜たっぷり。
にんじん、だいこん、ごぼう、かぼちゃ、こんにゃく、さといもなど。

さつまいものきんつば。
さつまいもを塩蒸しして、タカキビ粉の衣をつけて焼いたもの。

これがまたおいしい、ヤマイモのフライ(手前)とモチキビチーズコロッケ(奥)。

コロッケはブロッコリーとニンニク入りポテトサラダにとろーりモチキビ入ってます。
絶品です!(笑)
(二日目)
いよいよ脱穀作業です。

ドンモ。。ヤイダ。。て? いえいえダイヤモンドですね。
去年やおととしの山都G.T.稲作体験でも使った、昔ながらの足踏み式脱穀機です。


まずはタカキビを脱穀します。

足でペダルを踏んでドラムを回転させ、そこに束を押し付けて実をそいでいきます。





結構とれました。
これを唐箕にかけます。

これが唐箕(とうみ)です。
左の風車をまわして風を送り、上から落とす穀物から、籾殻や屑などを吹き飛ばして取り除く装置です。
「唐」ということからもわかるように中国から伝来したようですが、足踏み式脱穀機が明治の末期の発明品という比較的新しいものであるのに比べ、この唐箕はなんと江戸時代からすでに使われていたのだそうです。
この唐箕が日本で初めて紹介された本というのが、何を隠そう、会津の誇る名著「会津農書」(1684年編纂)なのです!


風の強さを調整しながら、上から脱穀したものを落としていくと、手前に一番重い必要な穀物が選別されて出てきます。

正面方向には一番軽い主に夾雑物が飛んで出ます。

二番出口にはその中間の重さのもの。この中には実の入ってるものも混ざってるので、これをもう一度唐箕にかけて選別します。

これが夾雑物が取り除かれたタカキビ。


続いてお米の脱穀。

こちらも唐箕にかけて。



籾摺り機へ。

玄米になりました。
来月食べるの楽しみですね。

最後にモチキビを脱穀しました。

次回その6は今日午前中にアップしたように12月13-14日開催です。
こんにゃくづくり体験と収穫祭。
ご興味ある方ぜひご参加ください。
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