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2018-04

新規農泊・農業体験希望実践農家研修 「農泊のススメ」 - 2014.12.10 Wed

喜多方市から委託を受けて、山都G.T.主催で農家民宿を営む方を増やす取り組みの第一歩となるべく、12月8~9日に研修ツアーを行いました。

行先は山形県飯豊町中津川地区。
実は昨年飯豊町で行われた農都交流のセミナーに参加した際、中津川の農泊経営者の方々が生き生きと楽しんで営んでいる姿に感動し、まずは山都の人たちを中津川の元気なオバチャンたちに会わせて話を聞くことが第一歩だ!と思ったことが今回の研修を企画した発端でした。

今は豪雨災害で不通になっていますが、本来は昨年6月に開通した林道飯豊桧枝岐線・一ノ木線を通れば山都から中津川までは30分かからないくらいなんです。
そんなおとなりの同じような環境の中で、農泊が10件もあり、みなさん元気いっぱい。
こんな農泊の先輩方のお話聞くだけで、農泊開設へのハードルが低くなるのでは?そんな期待感を持って行きました。

まずは、今回我々が分散してお世話になる4軒の農泊をまわって見学。
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農泊中村。築150年以上とのこと。

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ご主人は現役のマタギ。
私は違う宿に泊まったのですが、次はプライベートでゆっくりお話しをうかがいに来たいなと思いました。

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奥さんはもうほんとに話好きの明るい方で(笑)、話し出すととまらず、こんな方と夜ゆっくりいろりを囲んだら楽しいでしょうね~。

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続いて農泊あえる村。
ご主人はヤマメの養魚場、そして釣堀を営んでおられて、ここもやはり奥さんがお元気!(笑)

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全国的に有名な山形花笠まつりに使われる菅笠(つまり笠の部分)はなんとその8割がここ中津川産。
ここの冬のメイン仕事なんですね。

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そして、農泊いからし本家。
ちょっと内部の写真撮り忘れたのですが、200年以上の古民家で、重厚感がありました。もちろんお母さん元気(笑)。

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最後に農泊長作。当然お母さまお元気(笑)。
やっぱり農泊はおかみさん主役なんだな、とあらためて感じました。

しっかし、どの農泊も個性があって、得意分野も違うから、お話の内容も違うし、これはすべての宿に泊まってみたくなりますね(笑)。

その後、白川荘にて温泉に入った後、各農泊の方にお迎えに来ていただき、参加者3人づつ4軒の農泊に分かれて、それぞれの農泊で交流を深めました。

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私の泊まった「あえる村」の食事。
とっても素敵な盛り付けで、田舎料理いっぱい。私は食べ慣れているけど、これは都会からきたお客さんにはたまりませんね。

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飯豊町といえばどぶろく特区。おいしいどぶろくが飲めます。
中央の「ももろく」は別に桃が入っているわけでなく、赤麹を使用しているからこういった色になるとか。でも普通はもっと赤がきつい色になると思うのですが、ここはピンクでまさに桃色ですね。
ちなみに最近は「モモクロ」と勘違いして読む人が増えているとか(笑)。

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そして日本酒はそのものずばり「飯豊山」。
そういえば山都にはだいぶ昔には酒蔵があったそうですが今はないので、会津側では私の知る限り飯豊の名を冠したお酒はないような気がしますね。

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養殖を営んでおられるご主人自慢のヤマメのイクラ。
通常のイクラはシロザケの卵ですが、このヤマメの卵は小ぶりでオレンジ色していて、中もちょっとトロっとしていて濃厚な感じです。

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ヤマメの塩焼き。

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ヤマメの刺身と、ヤマメづくし。

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翌朝、朝食後にチェックアウトの10時まで、中津川の農泊経営者様とツアー参加者に前日配ったアンケートに記入してもらい、その後みんなで議論、まとめてもらいました。
そして、ホテルフォレストいいでに集合、ここから今回の研修の本題です。
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最初に飯豊町役場農業振興室の伊藤さんから、なかつがわ農家民宿の取り組みを、立ち上げからの経緯も含めて解説していただきました。

続いて各農泊ごとに代表者に感想、質問、問題点などを発表していただき、その後中津川の農泊経営者に今までの苦労、やりがい、心構えなどを発表していただきました。

アンケートであらかじめ要点を整理しておいてもらったこともあり、その場でも活発な議論が行われ、予想以上の成果が得られたような気がします。

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その後昼食タイム。

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林道開通にあわせて開発された中津川スペシャル、飯豊牛をふんだんに使ったビーフシチュー。

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いうまでもなくおいしかったです~(笑)。


中津川でこれほど農泊を経営する人が増えたのは、やはり過疎化に代表される村の衰退への危機感からだそうです。
山村留学を手始めに、教育旅行、台湾からの旅行者、企業の社員研修を受け入れることによって、それまで自分の町に魅力を感じてなかった住民が、今では自信を持てるようになったと言ってました。

これは山都も同じだな、と。今回の参加者の中にも「地域の目玉となるものがない山都では難しい」と言ってる方がいましたが、よそから移住してきた私にとって山都は宝の山です。生まれ育ってきた方ほど、自分の地を「何もない」と思っています。
確かに農泊のみで生計をたてることは難しいと思いますが、それを副収入として無理なく営み、やりがい、自信を取り戻す。。。そういった意義でもっとこのムーブメントを推し進めていければいいなと感じます。

中津川の方々からは逆に自分たちを見つめなおすことができたとお礼を言われました。まだまだ我々も発展途上なんだと。そして、農泊の研修は結構今までも受け入れてるけど、今回ほど真剣さが伝わってきたのは初めてだともおっしゃってました。ありがたいですね。
山都の農泊を進めることはもちろん、これを機に来年また林道でつながる言ってみれば「お隣さん」の中津川と山都で、もっともっと交流が深まり、自治体の枠など関係ない集合体が生まれたらいいな、なんて思いました。

今、アンケートを取りまとめているのですが、農泊に対して高い関心を持って参加された方は今回の研修でさらに意欲をかきたてられたようです。
もともとその気がない方は仕方ありませんが、その実態がわからないために、はなから「すごく大変だし無理」と思ってる方々に、実際はそれほどハードルは高くないんだ、こんないいことがあるんだよ、というのをお伝えできればいいなと思います。
そして、中津川の方々のアンケート結果において、農泊開業へ、現状、問題点、やりがいなどが浮き彫りになってきました。

飯豊町役場、そして中津川のみなさん、本当にお世話になりました。
そして、これがスタートとなることを祈りつつ。

心に残っている言葉
「農泊は 金儲けでなく 人儲け」


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