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2017-07

蛇の御年始 - 2015.01.07 Wed

今日は会津の数ある年始の祭事の中でも特に珍しいお祭りをご紹介いたします。

今朝はちょっとだけ早起きして、会津美里町の法用寺へ。
法用寺は養老4年(702年)に徳道上人が建てたと伝わる、会津では恵隆寺(養老3年)に次いで二番目に古いお寺です。

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私にとって法用寺は会津のお寺の中でも特に好きな寺で、もう何度も訪れているのですが、冬に来たのは初めて。
いや~、雪がある時期もやっぱり素敵ですね。

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会津五桜のひとつ、虎ノ尾桜もすっかり雪に覆われこの通り。

そして今朝私がこの法用寺に来たのは、ここ雀林地区で毎年1月7日に行われる伝統行事「蛇の御年始」を観るためでした。
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↑この写真は2年前の秋ごろのものですが、法用寺の仁王門には普段このような藁で作られた大きな蛇が祀られています。
この祭りは明治初期頃からはじまったとかで、当時ここ雀林地区は用水不足に苦しんでいて、法用寺境内にある意加美神社に祀られている五龍王神、つまり水の神様である龍を模し藁の大蛇を作り、仁王門に飾ってお参りするようになったんだそうです。
そして、毎年1月7日に前年の藁の大蛇を仁王門から降ろし、子供たちが担いで集落の家々を回ります。
その間に大人たちが新しい藁の大蛇をつくって奉納するのでした。

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子供たちは元気に集落の一戸一戸をまわり、家に近づくと「ワー!」っと鬨の声をあげていました。



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そして家に入り、無病息災を祈ります。
家の人たちは、蛇に頭をかんでもらいます。

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一方、子供たちが集落の一戸一戸を廻っている間、大人たちは着々と新しい蛇をつくっていきます。

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若いもんはちゃんと覚えておけよーという声が飛んでいましたが、見た感じ「若者」はいません(苦笑)。
みなさんの「かけあい」がとても面白かったです(笑)。

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この蛇にはじつはしっかり雄と雌があり、1年ごとに交互に入れ替わるそうです。
奇数年は雄だそうで、今年は雄。
しかし、雌との違いが僕にはわかりませんでした(苦笑)。

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本当は、子供たちがすべての家をまわって帰ってきたら、古い藁の蛇は、門前で燃やされ、その後新しい蛇が奉納されてお参りするそうですが、昼をまたぐとのことで私は時間切れ。

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とても珍しい伝統行事。
「蛇の御年始」ずっとずっと続いていってほしいものです。


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