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2018-04

三島町高清水地区の伝統行事 「雛流し」 - 2015.03.04 Wed

毎年3月4日に、三島町の高清水地区において「雛流し」という県の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事が行われます。
今回初めてそれを見ることができました。


雛流しは女性のいる家庭だけ、家族の女性の数(嫁いだりして今高清水に住んでいなくても数に入れるそうです)だけ3月2日に紙雛をつくって、二日飾ったのち、3月4日に地区の男の子が新しい木箱を持って各戸を回って紙雛を回収し、只見川に流す、という行事です。

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最初に見せていただいた方の紙雛は、千代紙を使用してこれ自体が優れた工芸品ともいれる美しいものでした。
たった2日で川に流しちゃうなんてなんだかもったいないような(苦笑)。

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髪結いの形もしっかり表現されています。

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一軒一軒紙雛を集める男の子が来ました。

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基本的に部外者は私くらいしかいないようでしたが、TVや新聞社はすごい数きてました。

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興味深いのは、紙雛の色や形は各戸でかなり違って個性的なこと。

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こちらの方のものは3代にわけてつくってあるそうです。

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そして、実際に雛流しを行う場所へ。
かつては地区の近くだったそうですが、ダムができて流せなくなったので、今は少し離れた只見川と大谷川の合流地点あたりで行っています。
以前来たこともある源泉かけ流しの温泉宿「栄光館」の裏手から川へ。
見事に除雪されているなあと一瞬思ったのですが、、、

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それもそのはず、常に温泉が流れているのだから、排水溝の周りに雪がないのは当然といえば当然ですね。

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そしていよいよ祈りを込めて紙雛を流す瞬間。

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紙雛が身代わりとなって、人間の穢れをまとって只見川を流れていきます。
これが紀州の神社へ流れ着き、願いをかなえてくれるとか。

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この「流し雛」の風習が残っているのは、ここ高清水地区が東日本では唯一だとか。
いつもこの言葉でしめることになってしまうのですが(苦笑)、この貴重な伝統行事、ずっとずっと後世まで受け継いでいってほしいなと思います。


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