ヤマネ 続き - 2012.09.27 Thu
インターネットって凄いですね。
ヤマネの話は昨夜アップしたばかりだったのですが、すぐにヤマネの生息調査を行っている方から書き込みがありました。
全国のヤマネ発見事例を収集してヤマネの生息分布図を作製してらっしゃるそうで、私の昨夜の例もそのデータのひとつになれば幸いです。
その方、筑波大学農林技術センター八ケ岳演習林の杉山様のブログはヤマネについてとてもわかりやすくまとめてらっしゃるので、ここに紹介しておきたいと思います。
こちらをクリック
杉山様の作成されているヤマネ生息域マップ(こちらをクリック)を見ると、ウチの山ひとつ向こうの桧原湖周辺に報告例が集中しているようですが、きっと国立公園内だから、自然愛好家による発見例が多いということなのでしょう。
喜多方市内ではほとんど発見報告例がないようですが、これを機にみんなで少し「ヤマネ」について興味持ってみませんか?
もしみつかったら、私にでもかまいませんし、直接上記ブログの方から報告してみてください。
以下、杉山様から、、昨日私の前で見せたヤマネクンの行動が、典型的なヤマネの行動だとわかる興味深いメール返信をいただいたので転載します。
いやーほんとファニーな生き物ですね。
私がこの珍獣に会えたこともラッキーでしたが、ほとんど無傷でいてくれたこともラッキーです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これまでヤマネの目撃情報を650例ほど収集いたしましたがヤマネ発見事例はとても少なく、貴重な事例をご教示頂けた事を大変嬉しく思います。
ヤマネの目撃事例で、幾つか面白い事例を紹介させていただきます。
ヤマネはネズミより(人への)警戒心が薄く、野外での発見時には人を樹と思うのか人の体に這い上がって来ます。
http://oltozan.blog77.fc2.com/blog-entry-156.html#more
また眠くなったらどこでも寝てしまうみたいです。
http://cyaribone.exblog.jp/5609112
トイレのトイレットペーパーの芯なんかも利用します。
http://oze-hidamari.blog.so-net.ne.jp/2010-01-05
牛乳瓶なんかも利用します。
http://akanezumi.exblog.jp/12481271/
ヤマネは他のネズミと違い警戒心が足りないと思われるところがあります。
のんびりと生きているのがいいのか、他のネズミよりも長寿です(オスで5年メスで3年ほど)。
ヤマネが人目に付くということは天敵の目にも付くと思われますが、絶滅することなく太古の昔から生きながらえている動物みたいです。
しかしヤマネがネコのターゲットになる事例も多々あります。
http://togetter.com/li/206854
今回堀口様が無傷でヤマネを保護されたとのことで、奇跡的な事例とも思えます。
ヤマネを昔から林業に携わる人々は守り神として大切にしてきたと聞きますが、その守り神とされているヤマネは普通に見たくても簡単に見られない「正に珍獣」であり、夜行性のヤマネを見かけることは、一部の選ばれた人のみ見ることが出来る幸運かもしれません。

ヤマネの話は昨夜アップしたばかりだったのですが、すぐにヤマネの生息調査を行っている方から書き込みがありました。
全国のヤマネ発見事例を収集してヤマネの生息分布図を作製してらっしゃるそうで、私の昨夜の例もそのデータのひとつになれば幸いです。
その方、筑波大学農林技術センター八ケ岳演習林の杉山様のブログはヤマネについてとてもわかりやすくまとめてらっしゃるので、ここに紹介しておきたいと思います。
こちらをクリック
杉山様の作成されているヤマネ生息域マップ(こちらをクリック)を見ると、ウチの山ひとつ向こうの桧原湖周辺に報告例が集中しているようですが、きっと国立公園内だから、自然愛好家による発見例が多いということなのでしょう。
喜多方市内ではほとんど発見報告例がないようですが、これを機にみんなで少し「ヤマネ」について興味持ってみませんか?
もしみつかったら、私にでもかまいませんし、直接上記ブログの方から報告してみてください。
以下、杉山様から、、昨日私の前で見せたヤマネクンの行動が、典型的なヤマネの行動だとわかる興味深いメール返信をいただいたので転載します。
いやーほんとファニーな生き物ですね。
私がこの珍獣に会えたこともラッキーでしたが、ほとんど無傷でいてくれたこともラッキーです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これまでヤマネの目撃情報を650例ほど収集いたしましたがヤマネ発見事例はとても少なく、貴重な事例をご教示頂けた事を大変嬉しく思います。
ヤマネの目撃事例で、幾つか面白い事例を紹介させていただきます。
ヤマネはネズミより(人への)警戒心が薄く、野外での発見時には人を樹と思うのか人の体に這い上がって来ます。
http://oltozan.blog77.fc2.com/blog-entry-156.html#more
また眠くなったらどこでも寝てしまうみたいです。
http://cyaribone.exblog.jp/5609112
トイレのトイレットペーパーの芯なんかも利用します。
http://oze-hidamari.blog.so-net.ne.jp/2010-01-05
牛乳瓶なんかも利用します。
http://akanezumi.exblog.jp/12481271/
ヤマネは他のネズミと違い警戒心が足りないと思われるところがあります。
のんびりと生きているのがいいのか、他のネズミよりも長寿です(オスで5年メスで3年ほど)。
ヤマネが人目に付くということは天敵の目にも付くと思われますが、絶滅することなく太古の昔から生きながらえている動物みたいです。
しかしヤマネがネコのターゲットになる事例も多々あります。
http://togetter.com/li/206854
今回堀口様が無傷でヤマネを保護されたとのことで、奇跡的な事例とも思えます。
ヤマネを昔から林業に携わる人々は守り神として大切にしてきたと聞きますが、その守り神とされているヤマネは普通に見たくても簡単に見られない「正に珍獣」であり、夜行性のヤマネを見かけることは、一部の選ばれた人のみ見ることが出来る幸運かもしれません。

- 関連記事